見出し画像

優しい世界が回る

サウナに入るのがオススメ
日々で散らかっちまった脳みそのシワも伸びるよ
君の寂しさも蒸発するよ
荒れてザラザラした君が熱で柔らかくなる
日々で散らかっちまった君を
リセット、リセット、リセットする
90℃の熱に触れて君が少しだけ
昨日より優しく誰かを思いやれればいい
90℃の熱に触れて君が少しだけ
踊れる日々になればいい
今すぐサウナへGO

Sauna Song / DISH// 
作詞 熊木幸丸(Lucky Kilimanjaro)

画像1

去年の秋ごろInstagramのストーリーズにある広告が流れてきた。
そこからずぶりとハマってしまったエレクトロポップバンド「Lucky Kilimanjaro」(ラッキリ)を微力ながら「今こそ」この世界に解き放つ。

世界を踊らせる

「世界を踊らせる」
数ある楽曲からはラッキリ(Lucky  Kilimanjaro)のバンドコンセプトやテーマみたいなものをズドンと感じることができます。
「なんでもいいからとにかく踊れ」
が自分が最初に感じたイメージでしたがそこから聞き惚れていくうちに増えていったラッキリの楽曲の魅力をみなさんにだだ漏れさせようと思います。
今、こんな世界だからこそ、みなさんにLucky Kilimanjaroを味わって欲しい。

生活感のある身近なワードセンスが抜群!

「開けたてのヘアーワックス少し気分がいいよな(FRESH)」「新商品の9%、うずらの燻製と一緒にレジへGO!(350ml Galaxy)」「ハーゲンダッツは新作とりあえず手を伸ばす(Sweet Super market)」

画像2

他の楽曲でも「新作のフラペチーノ」「Spotify」「Netflix」といったワードたち、生活感の染み込んだダンスミュージックが心でバズるのです…

歌詞の高低差に耳がキーーン!なるわ!

恋をした
ときめきは花咲いて
うまく世話をできずに枯れた
愛を拾った
持ち方がわからず
指の間からするりと落ちた
手慣れても結局、初恋のような傷が付く
短い夜は実際、歩き出す前に終わった

さっきまで「うずらの燻製」や「新作のフラペチーノ」「魂を抜かれたゾンビ噛みつかれる前に撃ち抜き(Everything be OK)」って言ってたのに、こんな詩的楽曲が出てくるのもLucky Kilimanjaroの魅力かと思います。
「氷のような夜さ(Fire)」「脳にほとばしるサンダーボルト(Thunderbolt)」耳がキーーンとなります。

ちなみに自分は大学生の自主制作ビデオのような「初恋」のMVが沼の入り口でした。

歌詞から見え隠れするVo.熊木幸丸の恋愛観がメロウでエモい

Lucky Kilimanjaroの楽曲にはメロウでエモエモなラブリーソングも多いのです。

「瞬き一つも愛おしい君だから
少しだけ余分にジェラシー燃やしてしまうよ
もっと僕を見てほしい、わがままだから
離さないで 覚まさないで Hottest Lover」
(Hottest Lover)

「“愛してる”の言葉が
まだ慣れなくてふやけてしまうよ
流れ星とビールで染めた頬に
キスをしてごまかしている」
(Sweet Super market)

画像3

どんな恋愛をしてきたんだ熊木幸丸…

“踊れずとも踊れ“の本質

冒頭に紹介したようにLucky Kilimanjaroのコンセプトは「世界を踊らせる」
楽曲もエレクトロポップ、ダンスミュージックと“物理的に”に人を踊らせるものであり、歌詞の中にも「踊る」というテーマのものが多くあります。「くよくよするな!とりあえず踊れ!」「そんなこと気にせずとにかく踊れ!」というものが本当に心に心地よく届くのです。

画像4

(※Killimanjaroになってるの見逃してください←)

Lucky Kilimanjaro、熊木幸丸さんが思う「踊る」というものはなにか。
自分は「心持ち次第では一見悪く見えているものすら良く見えてくる」という風に受け取ってます。
「平均値」「退屈」「低刺激」「平熱」「無色透明」というものが”踊る“そこに物理的な「ダンス」は伴わなくとも心のマインドシフトで良いものに変わる。だからとりあえず「踊る」のだと

今、この世界にのしかかっている重たい空気みたいなものが少しでも晴れたらと、自分は微力ながらに皆さんにLucky Kilimanjaroをオススメするのです。

カヤフォン

いいなと思ったら応援しよう!