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仲間を助けるために入社。第一線で活躍し続けられるリーダーを目指して【カヤックボンドではたらく #09】

今回インタビューしたのは、プロジェクトマネージャーの飛鷹さん。

カヤックでバックエンドエンジニアとしていくつものサービス開発に携わった後、プロジェクトマネージャーとして数々のハイパーカジュアルゲームのリリースに寄与。カヤックのエンタメ・ゲーム開発で得た知見を武器に、カヤックボンドで活躍する飛鷹さんにお話をお伺いしました。

飛鷹 賢太(ひだか けんた)さん
職能:プロジェクトマネージャー

バックエンドエンジニアとしてカヤックに入社。その後、ディレクター、プロジェクトマネージャーを経て2024年6月にカヤックボンドへ転籍。プロジェクトマネージャーとして大規模開発プロジェクトをけん引している。

仲間を助けるために入社。カヤックからの転籍

――まずは、カヤックボンドへ転籍することになった経緯を教えてください。

フリーランスになることを視野に入れて前職であるカヤックを退職しようかと考えていた時期に、カヤックボンドのCHO 橋本さんに声をかけられたことがきっかけです。

橋本さんもカヤックからの転籍組で、一緒に仕事したこともある知り合いでした。そんな橋本さんから「注力しているプロジェクトで困っているから助けてくれないか」と言われて、自分の知っている人たちもアサインされているプロジェクトだし、その人たちがヘルプを求めているならば助けたいと思い、入社することに決めました。


――仲間を助けたいという気持ちが素敵ですね。実際にカヤックボンドに入社してみて、ギャップはありましたか?

ギャップはほとんど感じませんでした。カヤックボンドは真面目な人が多くて、日々真摯にプロジェクトに向き合うことができています。周りの環境は変わりましたけど、自分の仕事のスタンスは変わらないですし、これまでの経験を活かしながら働けています。


齟齬のないコミュニケーションで信頼を獲得

――現在のプロジェクトでは、どういう役割を担っているんでしょうか。

現在は大手量販店向けEC決済アプリの開発プロジェクトに携わっています。関係各社を含め 100名以上の体制で開発をしている大規模案件で、複数の機能開発ラインが走っています。

その中で新規機能開発の1ラインをプロジェクトマネージャーとして任せていただいています。人員の調整、工数調整、スケジュール管理、テスト品質のチェック、リリース周りの確認、クライアント折衝など、管理業務がメインです。

前職のカヤックではソシャゲなどのゲーム開発の実績がほとんどなので、現在のプロジェクトでは、金融系の知見が得られるのが嬉しいです。


――新しいプロジェクトにジョインするとき、飛鷹さんが意識していることはありますか?

まずは周りを観察して、ダメそう/良さそうな動きを見て吸収しました。そのプロジェクトにおける当たり前と言われることを把握するようなイメージです。先にプロジェクトに参画していたカヤックボンドの仲間が、プロジェクトにまつわる話をいろいろと聞かせてくれたのもありがたかったですね。困っていることとか。

あと、これは常に気を付けていることですが、コミュニケーションには特に気を配っています。伝えるべきことや相手が求めているであろう回答を考えながら、一度で伝わる簡潔なやり取りを心がけています。ただ、素っ気ないコミュニケーションになりがちなので、多少の柔らかさや面白要素の人間味あるテイストを含めたいなと常々思っています。

これらが重なって、筋肉質でスムーズなプロジェクト推進ができると思っています。そのやり方がプロジェクト意向と合ったのか、ジョインしてすぐから思っていた以上に権限を持ってやらせていただけました。


――周囲の人と、しっかり信頼構築できているんですね。メンバーとの関係はどうですか?

今のチームは実装工程からリリースまでを担っており、10名ほどで、順調に開発を進められていると思います。

でも、チームメンバーにはちょっと怖い人だと思われているかもしれません。仕事に対して、優しくするとか曖昧なままに終わらせることはないですし、相手の考えをしっかり聞きたいときや、はっきり述べてほしいときには「それはどういう意味ですか?」とシンプルに質問をしていることが多いからです。

メンバーがどの程度の理解度でその意見を述べているのかを把握してから、どこからの情報がいるのか、どうやってサポートするべきなのかを判断したいので、そのようにしています。

僕自身、エンジニアとして一通りの経験を経てからプロジェクトマネージャーにキャリアチェンジしているので、コードや設計も見ればある程度は把握することができます。あくまで第一線で居たいと考えているので、メンバーから相談されたら、答えに近いものや方向性を見せられるようなリーダーでありたいと考えています。


第一線で活躍するプロジェクトマネージャーが大事にする価値観

――仕事をする上で大事にしている価値観はありますか?

できること、経験が増えているかを重視しています。今は、これまで関わってこなかったような新しい人たちとの関わりが持てたり、権限を持って仕事ができていて、自分自身の経験が増えているなと感じています。

僕は5年後10年後にどんなポジションでどんな仕事をしているかのイメージを考えていて、35歳までに独立できるだけの能力を手に入れたいと考えています。実際にいつ独立するかはさておき、それまでに準備や先輩経営者の話を聞いて勉強させてもらっています。

それから、かっこよく働きたいとも思っています。所作、と言いますか、仕事の成果として残るものすべてを所作と考えていて、チケット一つにしても、きちんとしたものを残したいです。

一方で、周囲の人を心配や不安にさせるような行動や言動はしたくないと思っています。例えば、とりあえず謝ってその場しのぎをしたり、不義理にしたり、誠意がなかったり、そういう働き方はしたくないなと思っています。


――今の仕事のスタイル、価値観はどういう経験から生まれたんでしょうか?

まずは物量をこなすことです。
新卒で入った会社では特に、会社に居る時間=手を動かす時間だったので、考える時間は仕事以外のときに取っていました。

それは今でも変わっていなくて、通勤中や寝る少し前などの一人でいる時間には、プロジェクトで得た情報を脳内整理するようにしています。あのチケットにはどう返信しよう、とかもなるべく脳内で組み立てておいてから作業するようにしています。仕事をしているときに考えなくていいし、作業に集中できるので効率的です。


――今後、飛鷹さんが興味のあるやっていきたい取り組みについて教えてください。

今後はプロジェクトの中核を担えるメンバーを育てていきたいと考えています。メンバーには「これだけは絶対ほかの人に負けない」という特化した強みを身に着けてもらって、その人が周りから頼られるような存在になってくれたら嬉しいです。

もちろん育てるだけじゃなく、エンジニアとしてのバックグラウンドとマネジメント経験を持っているような人をプロジェクトに引っ張ってきて、その人たちが活躍できる環境をつくるような取り組みもしていきたいですね。

――今日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました!



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【撮影場所】 WeWork Hibiya Fort Tower