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Filament インターンシップ(終了後) ~2週間を振り返って~

2週間に亘るインターンシップが終了したことを受けて、改めてインターンシップ全体の振り返りを行いました。ここでは"新規事業創出支援側のあるべき姿""新規事業創出に関わる一個人としての心掛け"という2つのキーワードを用いてインターンシップでの学びを整理して書きたいと思います。

1.新規事業創出支援側のあるべき姿

僕は新規事業創出支援担当の一員ですが、日々支援を行いながらも”支援側のあるべき姿”がまだ自分の中に十分確立出来ていない葛藤がありました。今回インターンシップでは、その点について”自分の中に何かしらの指針立てたい”との思いを持って臨みました。
ここでは、インターンシップを通して自分の中に醸成された"新規事業創出支援側のあるべき姿"について3点に整理して書きたいと思います。

[1]支援側は”テーマ推進者に焦点を当てて”支援をするべし!
支援側も業務として行っている以上、"新規事業を生み出す"というミッションがあります。そのため、ついつい"提案テーマの内容"に焦点を当てがちであり、実際に僕もその様になっていることが多々あったと思います。

ただ、Filamentの皆様の考え方ややり方に触れる中で
 『支援側が焦点を当てるべきはテーマ推進者である』
と確信しました。

 テーマ推進者がなぜその提案内容に辿り着いたのか?
 (詳細はインターンシップ7日目の学びを参照)
を理解した上で、テーマに対するフィードバックを行うからこそ、テーマ推進者にとって”非常に”吸収しやすい形”でのフィードバックが可能となり、それが次の行動に繋がっていくのだと確信しました。

[2]支援側は"常に面白がりつつ、相手を前向きにする"ことを意識するべし!
Filament CEO 角さんが推奨する「面白がり力」については、僕自身の体感を元に、インターンシップ3日目の学びの中で整理していますが、例えばこの「面白がり力」はテーマ推進者とのディスカッション(壁打ち)の場面で以下2つの効能があると考えています。
 ・会議が硬直することがない (常にリラックスした思考で考えられる)
 ・ちょっとした一言への門戸が常に開かれる


新規事業創出に関する取り組みは終始手探りであるからこその悩み・葛藤により、ともすればディスカッション(壁打ち)の雰囲気はネガティブなものになりがちですが、支援側からまず"面白がる"が大切であると理解しました。

その上で、インターンシップ2日目にCEOの角さんより頂いた、
 「相手がどうやったら前向きに行動できるか?」を意識し、
 ”こっちに行けばあなたの人生も豊かになる”という道筋を見せてあげる。

という助言を念頭において、僕自身これから対応していきたいと思います。

[3]支援側は推進者の"行動の起点"を作り、必要なら現場まで乗り込むべし!
これまで僕自身とテーマ推進者とのディスカッション(壁打ち)では、
 「このポイントを深掘りした方が良いのではないか?」
 「こういう人にヒヤリングした方が良いのではないか?」
という"次の動きの方向性"に関するアドバイスでその会が終了することも度々ありましたが、それだと"次の行動まで繋がらない"ことも多く、「支援側としてどこまで入り込むべきか?」については葛藤がありました。

このポイントについては、インターンシップ8日目にFilament COO 渡邊さんに頂いた以下の言葉が非常に刺さりました。

 "顔が見えるレベル(実際の方)まで想定ユーザーを
      具体化することが、テーマ推進者の行動変化に繋がる"


そのため、実際Filamentでは"次の動きの方向性"のアドバイスで終わらず、
 ①聞きにいくべき想定ユーザーを"一緒に整理"し、
 ②挙がった想定ユーザーに該当する"実際の方の紹介"まで行う

というところまでされており、更には
 "インタビュー現場に一緒に乗り込む(現場に放り出したりしない)"
とのことであり、この話を聞いて「支援側としてどこまで入り込むべきか?」という僕自身の葛藤には終止符を打つことが出来ました!

2.新規事業創出に関わる一個人としての心掛け

新規事業創出支援担当の一員として、自分なりに日々学びを深めていましたがなかなか効果を感じ切れず、何とも言えないモヤモヤを抱えておりました。そのため、一個人としては"その点(日々の心掛け)についても何か気づきを得たい"と考えながら、インターンシップに臨みました。
ここでは、インターンシップを通して僕自身"これからの心掛けることを決めた"3点を紹介したいと思います。

[1]気づいた変化があれば、"根元を探った上で再び広げる"べし!
インターンシップ6日目にFilament CXO(Chief eXperience Officer) 佐藤さんと自分の知識量の差に愕然としながら、佐藤さんに質問をさせて頂きながら知り得た心得です。

"世の中の変化は分かりづらい"からこそ、
 ①変化に気付き   ➡日常の何気ない変化に意識を向ける
 ②変化の根元を探り ➡その変化を起こしているのは誰なのか?
 ③再び広げる    ➡他にはどのように活用されているのか?
という3ステップでのアクションを日々心掛けることによって、世の中の変化を捉えていくことにより、事業アイデアを考えるのに必要な引出しを養うことができるのだと学びました!

[2]「世の中は雑である」からこそ、自分に"雑味"を取り入れるべし!
インターンシップ7日目にはFilament CXO 佐藤さんに"僕自身が考えた事業アイデア"に対してフィードバックを頂く機会がありました。
僕が提案した事業アイデアが"世の中における表層の課題"を捉えるに留まっていたことを踏まえ、"雑味(一見無駄と思える知識・経験)"の必要性をご指南頂きました。

  一見無駄と思える知識・経験を多く持ち合わせているからこそ、
  "整えられた表層の課題"に囚われることなく、"雑"の部分を紐解ける。
  それにより、本質課題に近づくことができる。


僕自身はこれまで効率重視で、"その時に必要だと思う情報"を一生懸命収集すること"ばかり"やってきたのですが、それは新規事業創出に関わる者としてのあるべき姿ではなかったのだと学びました!

[3]"画面に向かうだけ"では新しい発想は生まれないと理解すべし!
インターンシップ9日目では"プロの事業アイデア"を交えながら、Filament CXO 佐藤さんに"事業アイデア発想"に関するご指南を頂く中で、自分が自分で思っている以上に"Web検索"という行為に依存していることに気づかされました。

 「画面に向かった時点で"他の人と同じことをしているだけ"になるよ」

CXOの佐藤さんからは上記の言葉をバシッと頂きました。
"画面に向かうだけ"では新しい発想は生まれないからこそ、上記の[1]、[2]を日々心掛けることが大切となるのだと改めて学びました!

3.最後に

2週間という一見短い期間ではありましたが、日々多くの気づきと学びに溢れていました。このインターンシップが"僕にとっての新たな行動の起点になる"と確信しています!
受け入れてくださったFilamentの皆様、本当にありがとうございました!!


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