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#34 【子育て】緊急時の判断、とっさに救急車を呼べますか?

先日の三連休、我が家では娘が股関節を痛がり、起き上がれなくなるという出来事がありました。
その際に救急車を呼ぶか判断を要する場面があったのですが、慣れない事態に戸惑ってしまって後から反省しました。

子育ては判断の連続。ようやく症状がおちついた今、以下にその経緯を振り返ってまとめておきます。


1.出来事の経緯

発症の朝

ことの始まりは、連休中日の日曜日。

「足が痛くて起き上がれない。」

目を覚ました娘の、この一言からでした。

前日に激しい運動をしたわけでも、どこかでぶつけたということもなく、まったく要因がわかりません。(腫れや痣などの外傷なし。)
ひとまず急いでファストドクターに連絡しました。

自動音声につながったまま待つこと数分、、、オペレーターの方に症状を伝えて休日往診を予約。

連休中日のためかなり混んでいて、対応までにかなり時間がかるとの案内でしたが、この時点では足を動かさずに寝た状態でいれば平気そうだったので、映画をみせて待つことにしました。

お昼の急変

お昼頃、突然痛みが増し、足を動かしていない状態でも痛みで悶絶するようになりました。熱を測ると38.6℃。
ここでファストドクターを待つのをあきらめ、救急車を呼ぶべきなのか…判断に迷ってしまいました。

痙攣や硬直、意識障害などの決定打はないもののただ事ではない様子。
(ただし、症状に波があり落ち着く瞬間もある)
20~30分ほど断続的なピークが続いたあと、泣きつかれたのかうなされながらも寝入りはじめました。

昼過ぎのキャンセル

一旦ピークが落ちついたタイミングで、予約していたファストドクター側から「これから向かいます。」という連絡が!

よかった!!!と少し安堵した数分後、担当医師からの「明日も祝日という状況を踏まえると、今夜中に緊急外来の受診を推奨します。」というコメントと共にファストドクター側から往診キャンセルの通知が入りました。

判断していただいた内容はごもっともなのですが、、、朝から半日待っていた分ダメージが。。。

ピーク中にセカンドオピニオンを求めて、ファストドクターの相談窓口で症状の急変を連絡し、医療従事者の友人にLINEで相談をしたのですが
今振り返るとこの時点ですぐに119番をしておくべきでした。

判断を要する場面に立たされたから気づけたのですが、交通事故のようなよほどのアクシデントでない限り、救急車を利用してはいけないと思い込んでいました….抱っこも痛がって運び出すことすらできなかったのであれば、しかるべきとタイミングで頼るべきだったと反省。

この後、緊急外来の診察中に「今回のような場合、お母さんが必要と感じたら呼んで構わないですよー。」小児科医の先生が話してくださいました。

夕方、緊急外来受診

夫に掛け合ってはやめに帰宅してもらうことができたので、娘をブランケットに乗せ、ふたりで四隅を持って担架スタイルで車まで移動し、緊急外来へ向かいました。

下半身のレントゲン、血液検査、エコー、一通りの検査をしたのですが特定の要因は見つからず、単純性股関節炎では?という診断になりました。
ハッキリした原因がわからなかったのですが、帰宅間際の22時半にこの日初めて娘が上半身を起こすことができてホッとしました。

2日後の再受診

翌日は少し動けるようになったものの、39℃から熱が下がらず。
翌々日に再受診。喉の検査、血液検査、全身のレントゲンを撮り、初期の肺炎であることが判りました。
マイコプラズマ肺炎の可能性があるということで抗生剤が処方されて帰宅。

下半身の痛みの原因が肺にあったとは。。
咳も鼻水も一切なく、こんなこともあるのかと驚きました。

6日後の原因判明

緊急外来受診から6日、抗生剤2日服用後。
全身に発疹がでてまだら模様に!
体中くまなく真っ赤なレオパード柄でものすごい見た目になりましたが、引き換えに熱が下がり、ようやく回復の兆しが見えました。
この時点で今回の一件がマイコプラズマ肺炎だったと確定。
発疹は3日ほどで徐々に引いていき、ようやく元気になりました。

2.今回の振り返り

1.困ったときの電話相談窓口を把握しておく

#8000  (小児救急医療電話相談)
休日・夜間に15歳未満の急な病気やケガで困っている方のための相談窓口

#7119  (救急安心センター事業)
「救急車を呼ぶか迷うとき」に利用できる。全国12都府県の全域と、6市ならびに周辺地域に設置。
医師や看護師などの相談員が、相談内容により救急車を要請すべきか自分で病院へ行くべきかアドバイスをしてくれる。緊急性が高いと判断された場合は消防署に電話を転送するなどの支援にも対応。
(神奈川県は横浜市のみで、我が家は対象地域外のため利用できませんでした。お住まいの地域が対象範囲内かは こちらのHP「総務省消防庁 救急安心センター事業(♯7119)」から確認できます。)

ファストドクター相談窓口 0120-963-393
休日・夜間の往診・オンライン診療予約、症状の緊急度を判断


2.とはいえ万が一を想定して後悔の無い判断を!

上記のように、休日・夜間でも相談できるところを知っておくことは最低限の安心につながります。
とはいえ、今回のように経過によって容体が変化したり、足の痛みの要因が肺だったことを省みると、「医療従事者ではない私が適切な判断をすることは無理があるな。。」というのが正直なところです。
イエローランプが点滅するような事態の際には、後々後悔することのないよう、判断をためらわないようにしようと反省しました。

3.嵐が過ぎ去ったあとで

私も感染してしまい2キロ痩せて体力が落ちましたが、ようやく調子が戻ってきたのでこの10日間ほどを振り返り投稿にまとめてみました。

回復期の看病中にこどもに付き合ってディズニー映画をたくさん観て、実写版のシンデレラ(主演リリー・ジェームズ)が好きになりました。

(アニメ版では王子が一目ぼれに夢中で国政に関与してなさそうだし、継母はただ理不尽な意地悪しかしてこないので苦手なのですが、)実写版では当時の女性が後ろ盾なく生きていくことの厳しさと悲哀が継母の振る舞いに表れていたり、王子もしっかり仕事に励む人格者になっていたので良き変化だなーと。(最後に何の話をしているのでしょう笑)

そしてVoicyや仕事が一旦ストップしているタイミングでアイコン更新しました。今後は人間の姿でよろしくお願いします^^

ここまで読んでくださりありがとうございました。
それではまた、次の投稿で!


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かや
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