夕陽……ノスタルジーなのに。
こんばんは、佳夜です。
なんかあっつい秋ですねぇ。まだ27度の昼間、いまも21度ありますよ。ひどいね、そのうち四季が二季になるかもと言われ、美しい日本の風景が失われるのではと言われました。
夕陽は私の窓からもよく見えます。瀬戸内海の多島美が濃紺になり、海が濃いグレイと鮮やかなオレンジ色の夕陽を映す頃、太陽が西の山をすべるように落ちていきます。最後のきらめくように放つ金色の光の矢が、途切れると、海も空も濃紺の墨絵の世界を見せてくれ出します。
ふだんは孫の世話や畑とか生活に追われている私ですが、たまにはその風景の中に溶け込んでいる自分に気づきます。
雨上がりに黒い雲からカーテンのように光がさしたり、月が海にこぼれるばかりの金のかけらをふりまいたり、星が話しかけるほどの距離で瞬いていることに気づいたり。
夕陽が夕焼けというほど雲や海を染め、ふと見ると孫たちの顔をキャンパスにオレンジ色に塗ってくれています。
大人ならノスタルジーかもしれませんが、子どもたちの顔を見ると
♪夕焼け小焼けで日が暮れて♪
などと歌が聞こえてきそうです。
この前、アリスのちんぺいさんが亡くなりましたよね。私、いつかアリスのコンサートに行くのが夢でした。私が高校生の頃は、あまり売れてなくて、よく近場のコンサートきてくれてましたが、お金と学校の規制で行けませんでした。あっという間にアリスは有名になり、もうコンサートにこれなくなりました。友人がファンで、お金たまったら私と行こうと約束しましたが、もう叶わないですね。
アリスが活動停止の時、「俺たちは秋に入る。そしてやがて冬を迎えるが、俺たちの事は忘れないで」と言われました。
秋……個々に活動をしていましたが、さみしかったです。そして再結成。うれしかったけどチケットは秒で完売。お金も暇もあるのに行けなかった。
ひとりでテレビのコンサートを観ました。どの曲も涙が止まりませんでした。さよなら、アリス。
秋ってなんか哀しい。
ではまた。(^^)/~~~