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「待つ」という愛の形:恋愛における時間感覚の違いを乗り越えて

はじめに

スマートフォンが普及し、常に「つながっている」現代。

私たちは即座の返信を期待し、それが叶わないとき、不安や怒りを感じることがあります。

でも、そんな感情が生まれる裏には、実は大切な気づきが隠れているのかもしれません。

大切な気付き

ある夜のできごと

先日、私はパートナーにLINEを送りました。
「明日の夜、会えないかな?」というシンプルなメッセージです。
しかし、すぐに返事はなく私は眠りにつきました。

最初の感情:失望と怒り

翌朝、彼から届いていたLINEに気付きました。

それは深夜0時半、彼からようやく仕事が終わったというメッセージ。
でも、私の質問への答えはそこにはありませんでした。

私の心には悲しみと怒りが渦巻いていました。

「なぜ、簡単な質問に答えられないの?」
「私のメッセージを無視されたの?」

しかし、その感情に飲み込まれそうになったとき、ふと立ち止まって考えてみました。

このままこの感情をぶつけても良い方向に行くとは考えられないと思い。

視点を変えて:相手の立場になってみる

彼の状況を想像してみました。
遅くまでの仕事。
疲れ切った身体と心。
そんな状態で帰宅したとき、明日の予定を考える余裕があっただろうか?
おそらく、ゆっくり休みたいという思いが強かったはずです。

気づき:それぞれの「時間軸」

この経験から、大切なことに気づきました。
私たちは、それぞれ異なる「時間軸」を持っています。

- 仕事の忙しさ
- その日の体調
- 心の余裕


これらすべてが、返信のタイミングや内容に影響を与えるのです。

学び:相手の時間軸を受け入れる

自分の時間感覚だけを基準にして、相手を判断するのは公平ではありません。

時には、相手の「時間軸」に寄り添う余裕を持つことが、関係性を深める鍵となります。

そして、待つことを選んで

私はとりあえず待つことにしました。
何も触れずにスルーされるならそれはその時どう伝えるかを考えよう。

すると朝の返信で、「夜少しでも会えたら嬉しい」という返事が。
待つことを選んだ結果、より良いコミュニケーションが生まれたのです。

おわりに

恋愛において、相手の「時間軸」を理解し、受け入れることは、決して簡単ではありません。

でも、その違いを認め合うことで、関係性はより強く、より深いものになっていくのかもしれません。

あなたも、パートナーとの「時間軸」の違いに悩んだことはありませんか?
その違いを、関係を壊すものではなく、お互いをより理解し合うためのきっかけとして、捉え直してみませんか?



愛とは、時に「待つ」ことかもしれません。

その「待つ」時間が、お互いをより理解し、深め合うための、大切な時間となるのですから。

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