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「ニーハオ」とトルコ少年団に言われて、私がとった行動。

今日はLidlでスタバのチルドコーヒーが安かったので、キャラメルマキアートを買って、飲みながら書いている。
すごく美味しいってわけでもないけど、なんかスタバかぶれをすることで日本人確認している感じ。

さてさて、そう、さっきそのLidl(スーパーマーケット)に行く途中、工事中の細い道で、トルコ人の少年(推定小学高高学年)六人くらいが前を道を塞ぐ感じで遊びながら歩いてて邪魔だったの。

(ちなみに、私の住む地区はトルコ人率高め。)

どいてくれないかなあ、と思いながら後ろを歩いていたら、振り向いた一人の少年が「あ、後ろに人」みたいな感じで、他の子に呼びかけて、道を開けてくれたんだけど、通りすがりに

「ニーハオ、ニーハオ」

って言われた。

私は、ベルリンにはかれこれ二十年近くいるけれど、あまり「ニーハオ」を言われたことないので、よくnoteにて、海外に住む方が「ニーハオ事件」に遭遇、『差別だ』と憤っている記事を読むたびに、私だったらどうするだろうか。と考え、脳内シュミレーションなどしていたのだが、なかなかその機会に恵まれなかった。

うちの近所には、大麻のディーラーがいて、道を行くと「ハロー、ハワユ〜」と声を掛けられるのが常だ。
私は、そんな時スルーをしている。
なので、少年たちに言われた「ニーハオ」も、うっかりスルーするところだった。危ない危ない。
私は数歩通り過ぎてから(あれ?今の『ニーハオ』じゃね?)と思い、彼らのところに引き返した!
 
そして、『ニーハオ』と言った子に「きみ、中国語わかるの?」と英語で聞いた。
というのは、もし、万が一彼が中国語を学習していて、なんか中国人ぽい人が歩いていたので、ぜひ自分の学習の成果を試したいと思って掛けた「ニーハオ」なら、無視したら可哀想じゃないか。
もしそうなら、私は中国語ができない旨を伝え、日本人なので、「こんにちは」というオプションも教えてあげようと思ったのだ。
(これが脳内シュミレーション)

でも、そうじゃなかったらしい。
その子は私が戻ってきたのでちょっとビビっていたようだったけど、「いや、中国語話さない」って答えると、他の子が「あなたどっからきたの」と英語でいうので、私は英語がめんどくさいので、「君たち、ドイツ語話す?何語話すの?」って聞いて、トルコ語とドイツっていうから、ドイツ語にスイッチして、そしたら、周りの子も「え、日本てこれやるでしょこれ」って、胸の前で手を合わせてお辞儀するから
「しないよ、タイ人じゃないの?それ」
「じゃあ、日本語でハローは何ていうの」
「こんにちは」
「こんにちは〜」っていながら、その手を合わせたお辞儀するから、
だからしねえよ、それはよ、とわいわいやっていたら、「日本語でグッバイは」
「さよなら」
「さよなら〜」っていうから、あ、もういいんだと思って一応礼儀として
「トルコ語でさよならはなんていうの」って聞いたら
「グッバイ」え、グッバイかよ!ってつっこんで、(まあ、日本も「バイバイだし」)そしたら、ちゃんと教えてくれて(もう忘れたけど)、それでお互いの国の言葉でバイバイして別れた。

結局、こうして話し合うと、彼らには悪意はなくて要は暇だったんだな、とわかった。
(最初、悪気があったかもだけど、会話で浄化したよね)

ていうか、大体、この清い心の持ち主の私が、人から差別されるわけないじゃんね、「ニーハオ」が差別だと過剰反応することないよね。と思い直し、やっぱり人とのコミュニケーションは大事だよなあ、と改めて実感したコミュニケーションの達人、七赤金星なのでした。





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Kaya
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