雇用奴隷労働の賃金は搾取された後の搾りかす
誰も表立って言わないが、雇用されての奴隷労働で得られる対価は、搾取後、中抜きを散々された後の搾りかすだと思っている。
国、資本家(株主)と中抜きが入り、残った搾りかすが労働者に与えられる。あぁ、あと労働力の搾取と言う意味では、会社もこれに該当するのかもしれない。
国に活かして貰い、資本家に陰で経営の資金協力を株と言う形で還元して貰い、会社のビジネスに乗っかり喰わせてもらっているので、奴隷はそもそも何も言えなくても仕方がないんだが、それにしても中抜きされ過ぎじゃないか。
労働者の労働が苦しい、つらいのは、つまらない労働をたんたんと繰り返しロボットの様に行っていたり、興味を持てない労働を生活の為と偽ってやっているからだ。後は何より富の生産手段を、他者に依存させてしまっているのにも原因がある。自分自身の奴隷労働力を上げるのも大事っちゃ大事だが、どこかで中間搾取を軽減させる何かしらを始めないと、中抜きされている分、自分の命を削らされ酷使される事になる。
税と中抜きの分だけ、無駄に働かされ命を切り売りさせられている事に気付かないといけない。気付いた所で何が出来ると言われたら何も言えないが。
こうした雇用制度の非常に嫌悪するところが、労働者に自分達の給料が散々中抜きされた後の搾りかすだと気付かせない面だ。なので適度に奴隷を疲れさせ、適度に生かさず殺さずの休日を与え、適度に消費をさせ、適度に能力に合った金を与え、適度に社会不安を煽り、家、車、子供を持たせ永続的に搾取出来る奴隷の完成を目指す。
これ自体が悪いとは言わない。むしろ何も考えず、余計な事をせず、ただ働いていればいい。それはそれで幸せなのかもしれない。むしろ自分の様な変に小利口な馬鹿が一番遠回りをし、年収を下げ、機会を得られず、結果的に損をする。
ただ今働いている職場でも、長年コアラの様に会社にしがみ付き、隙あらば会社に対して、呪いの言葉を吐く様な人間になりたいかと言われたら、ごめん被るがな。週5も奴隷労働してたらそりゃ病むって病む。病む病む。