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【アメリカ・学校ボランティア日記 Vol.18 全米で1年に2億個売れるクッキー】

こんにちは。アメリカ在住主婦のケイです。

今日は、ガールスカウトでのクッキー販売での
ボランティアについて、ご紹介します。

小2の娘が、昨年の夏からガールスカウトに
参加しています。


1.クッキー販売サポートのボランティア

今回経験したのが、ガールスカウトのこどもたち
のクッキー販売をサポートするボランティア
です。

ガールスカウトでは、
クッキー販売金額の数%が実際に販売した子ども
が所属するTroopと呼ばれる各団体に還元され、
そのお金はこどもたちの活動(例えば、
みんなで観劇にいく等)に使われます。

今回は、地元スーパー前にブースを設置し、
こどもたちがスーパーのお客様にクッキーを
販売し、それを見守るボランティアでした。


2.全米で1年に2億個売れるクッキー


このクッキー販売、なんと、全米のガール
スカウトで1年間に約2億個売れるというのです!
なぜ、そんなに売れるのでしょう?

3.ボランティアでの様子


ブースに設置したクッキーは、
1パック6ドル=約900円。スーパーで購入する
クッキーより若干高い感覚です。

こどもたちは、ブースにいたり、
ポスターを持ったりして、ブラブラ。
ブースで遊びながら待っている感じです。

まあ、小学2年生ですからこんなものかなと
思いつつも・・これで売れるのかな?と
心配になっていた矢先、
メンバーのおばあちゃんがお友達を
連れてやってきました。

家族・親戚が購入する感じなのかな・・・?と
思っていたところ、
買い物を終えた人たちが、
どんどん立ち止まります。

そして、どんどん売れる。

中には、クッキーはこの前買ってしまったから
「寄付」だけするよと、寄付をおいていって
くれる人までいて。
ブースは暖かい雰囲気でいっぱいになります。

これは・・・なんなの?

4.アメリカの応援文化


今回、どんどん売れるクッキーを購入して
くれる人たちの目線がとても優しいことに
気づきました。

こどもたちにおススメや値段を聞いたり、
今回参加している子どもたちの名前をきいたり、
色々話しかけてくれます。

これは「アメリカの応援文化」なのだな・・・
と感じました。

ガールスカウトのクッキー販売だけでなく、
アメリカの住宅街では、こどもたちの社会経験の
ためにレモネードやポップコーンを
こどもたちが販売している姿を見かけることが
あります。

見かけた人たちは次々と立ち止まって買って
いきます。

「こどもたちの社会経験を応援する」
そんな応援文化が、
アメリカには根付いているのだなと感じました。

ガールスカウトはOGも多いです。

日本のガールスカウト会員は3万人に対して、
アメリカのガールスカウト会員は約170万人。
OGに至っては、合計5,000万人もいるそうです。

ガールスカウトOGは「私もやっていたのよ」と
ニコニコと購入してくれます。

娘にとって初参加のガールスカウトの
クッキー販売ボランティア、
母娘でアメリカの素敵な応援文化を体感する
貴重な機会になりました。

今日も、ここまでお読みいただき
ありがとうございます。

また、来週金曜日に。

よい週末をお過ごしください。


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