エピローグ!サラリーマンがゼロからの革靴作り! 〜靴教室編〜
大変ご無沙汰しております!
かわのゆーたです!
最後の連載更新から2ヶ月が経ってからのエピローグ、という今更感はありますがお付き合いくださいw
というのも昨日東京で開催されていた「シューシャイナーミーティング」というイベントに参加された皆さんのツイートが眩しすぎて、靴熱をかなり刺激されましてw
靴に関わることを少しでも、と思い簡単な記事を書くことにしました!
ぜひTwitterで「シューシャイナーミーティング」や「 SSM」などで検索すると、圧巻の美しい靴たちの写真が出てくると思いますので要チェックです^_^
さてさて、靴作りですが最近は立ち上げた
「Make Shoes Yourself」
という靴作りメディアでの活動をメインにしていますが、
前回の記事の最後に、エピローグを書くとしていたのを思い出し、今回はずっと連載してきた靴教室で作った靴の写真をただ載せるだけのシンプルな記事です!
・実際履いたらどんな感じ?
・見た目的にどんな靴ができたの?
的なことが少しでもお伝えできたらなと思います!
※連載状況
・プロローグ 〜靴作りを始めたきっかけ〜
・第1回〜採寸、革裁断〜
・第2回〜甲革(アッパー)縫製①〜
・第3回〜甲革(アッパー)縫製②〜
・第4回〜吊り込み〜
・第5回〜底面圧着〜
・第6回〜踵の積上げ・仕上げ〜
・エピローグ 〜完成お披露目〜◀︎今回の記事
それでは早速アルバム公開です!
<木型を抜いた直後>
とりあえず紐をつけて、やっぱり履いてみたくなりますよね!
カジュアルな格好で作っていましたが、デニムに合う感じでいいかなと思いました!
<ベランダ撮影会>
家に連れて帰ってきてからは撮影会!
磨きをされてる方のカメラの技術は勉強させてもらいたい!魅力を十分に引き出せていない気がする!w
ちょっと影とのコントラストとかもやってみたり。。
中敷きは金押しで!
夫婦2人で、お互い自作靴でお出掛けも!靴擦れが不安で遠出はできませんでしたがw
**<反省ポイント> **
自己満足な写真たちでしたw
ここからは、改めて履いたり眺めたりして気づいた反省ポイントをいくつかあげて、本連載と締めくくりといたします!
・トゥのバランス
これは好みの問題ですが、私のイメージするU-wingと比べると、かなりトゥ部分が長くなってしまいました。特にU-wingはバランスが難しいデザインだと思っていて、トゥのパーツが分かれる位置、左右に落ちる位置がちょっとずつ変わるだけでかなり表情も変わってくると思っています。
次に自分で型紙をやるときには特に気をつけたいなと思っているポイントです。
・トゥとかかとの芯について
前から履いている時に硬いものがつま先とかかとに入っているな、とは思っていたものの、いざ作りながら自分が入れた芯材がどう履き心地に影響してくるのかはイメージがつきませんでした。
結論、慎重に入念に扱わないと、当たって痛くなる箇所だと痛感しました。
かかとの芯材は、表と裏の革の間に差し込む形になるので、厚みが出るのは容易に想像がつきますね。なので、芯材を入れて釣り込んだあと、表革・裏革・芯材が1つのパーツとしての厚みに馴染むようにしっかりハンマーで叩くことが重要でした。乾いて硬化してきた時も、一体化していることで芯材だけが部分的に浮かず、かかと一帯や履き口がしっかり形作られます。
今回トゥは薄い紙のような芯材だったので当たることはなかったですが、位置が短くなってしまいました。本来入らない位置に履きジワが入ってしまいますし、全体的なフォルムにもよくないかなと思います。
<終わりに>
長らくお付き合いいただきありがとうございました!
靴作りって、最後に木型を抜いて履いてみるまで、途中の工程の良し悪しがわからないのが、難しくもあり楽しさでもあります。
何度やっても反省点は出てくると思いますが、だからこそ何度もやってみるしかないのかなと思います。自分は、とりあえず行動、というのが苦手なので、靴作りを通して変わっていけたらなと思います。
そして、この連載を通して、おひとりでも靴作りに興味を持ってやってみようかな、と思う方がいらっしゃったらとても嬉しいです。
本当にありがとうございました!
いつもスキやサポートをありがとうございます! 頂いたサポートで皆さんの靴トークを聞きに行きたいです!どんな靴が履いてみたいか、履く以外にもこんな楽しみ方があるよ、などなどぜひ色々教えてください!