停電&断水が48時間超。経験して初めて体感し、学んだこと。
今回の台風24号、
貴重な経験を、奥さんの実家である沖縄でしてきたので、自分のための備忘録としても書き残しておきたいと思う。
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◆経験したこと
停電&断水(48時間とちょっとで復旧)
◆困ったこと
・トイレの水を流せない
・エレベーターが動かない
・風呂に入れない(手洗いも洗顔も歯磨きもできない)
・食器が洗えない
・エアコンが使えない(扇風機も)
・することがない
・お店が開いてない
・携帯が充電できない(情報収集、知人との連絡が取れなくなる)
◆学んだこと
・事前準備がホントに大切!
実際に不便なことが起きてからだと、できないことばかり。できたとしても、副作用的に良くないことが起こる。
例えば、今回は水が止まってトイレにいけなくなった。先に電気が止まったタイミングで風呂に水を溜めておくべきだったが、たかをくくって大丈夫だろうと動かなかった。
そして、外の使える水道を探してバケツで運ぶ繰り返し。エレベーターはないから全て階段。
体力の問題はまだよくて、雨に濡れて、動いて汗かいて、足元が汚れて、って後に風呂に入れずエアコンもないから不潔で不快な状態が続く。これが思ったよりキツかった。
風呂に水を溜める、という行動だけで色んな問題を起こすキッカケを潰せたはず。なかなか経験しないとその危機感を理解するのは難しいけど、ちょっとでも伝わったら嬉しい。
あとは、やっぱり水の備蓄。
2リットル×6本の1箱あるだけで気持ちがだいぶ楽になる。あって困るものでもない、常に置いておこう。
マンションの水道は汲みあげるのに電気モーターが使われてる場合があるため、停電になるため止まる。ご注意を。
・スマホは充電しながら寝た方がいい!
今回は沖縄滞在が土日だったので、最悪翌日携帯使えなくてもいいかなと思って充電器に刺さずに寝てしまってたけど、朝起きたら既に停電していた。
公式ホームページの情報更新は遅いケースが多いので、知人とのやり取りやツイッターからの情報収集が多くなる。
ただ、普段通り操作してるとあっという間に充電が無くなる。情報収集だけならスマホじゃなくてもいいが、停電の復旧などインフラ関係は部分的に進んでいく。
そういったときに頼れる知人と直接電話をできる環境があるかどうか、の重要性を今回は痛感した。
私の個人的なケースでいえば、12時間を超えた辺りで雨風が落ち着いてきたので車で外出すると、少し離れた地域は信号やコンビニも普通に動いてて、自分がいるエリアも後追いですぐ復旧すると思っていた。ただ、実際はそこから36時間以上経ってからの復旧となる。
歩いて5分かそこらの違いなのにこれだけの違いが生まれるのだ。
そういった時に少し離れた場所にいる知人と連絡を取れる環境があることで、風呂を借りる、トイレを借りる、一時的に住まわせてもらう、色んな選択肢を取ることができる。
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さっそく今週末には、また沖縄に台風がくる。
経験しないとわからなかった。
家族が増えて、東京に引っ越すタイミング。
いい勉強になった。