偶然なのか?必然なのか?
最初にお断りしておきますが、今回の記事は職業の差別をするものでもなく、かと言って各個人の生き方を否定するものでもありません。さらに言えば、私が西洋占星術を嗜んでいる事を知っているのはnoteのフォロワーさんだけであり、職場や友人には一切教えておりません。
私とフォロワーさんだけの秘密となっております。
まずは上記のチャートを見ていただきたい。
‥何か気付かれた事があっただろうか?
そう、四人とも太陽にメジャーアスペクトがない
いわゆるノーアスペクトなんです。
今回の四人と雑談する機会があり、誕生日を知る事が出来たのでネイタルチャートを作成してみて気づいた事なんです。
もちろん、私は占星術をやっているのでもっと詳しく教えて!なんて言えるわけもなく、あくまでも雑談の範囲内でわかった情報のみでチャートを作成しております。(出生時刻は不明なので12:00で作成)
雑談した相手から占って欲しい等と言われない限り、占星術で知り得た事も当然相手には伝えません。(まぁ私が占星術を知っているのは誰にも言っていないのですが‥)
一言で言えば、「余計なお世話」になってしまいますから。
では、占星術の話に戻しましょう。
今回は正確な出生時刻が不明なのでハウス(出生時刻をもとに12のテーマに分けた部屋の事)を見る事は出来ません。あと、月の星座の正確な位置を特定出来ないのでざっくりとしたものになります。(月は1日におおよそ12度動くので12時でチャート作成が一番誤差が少ないとされる)
西洋占星術(モダン)において「太陽」とは、その人が今回の人生で挑戦したいテーマを表します。
その「太陽」が他の天体とアスペクト(天体同士が作り出す特定の角度)を持たない場合、
その人はテーマを見つけられず何をしたら良いかわからない(太陽が沈黙している)または太陽の示すテーマを過剰に追求する(太陽に他の天体からの影響がないので、太陽は純粋にテーマと向き合う)と占星術のテキストにはあります。
これは他の天体にも言える事で、ノーアスペクトの天体は全く働かないか、過剰に力を(純粋に)発揮するかになります。
ではまずはAさんから。
太陽♉️のノーアスペクト。
教科書通りなら牡牛サインの太陽は五感を発達させる、五感を大事にする‥はずなのだが、Aさんいわく、あたし味音痴なんだよねー。との事。料理も適当に作るし(同じ味は作れない)食べられればなんでも構わない、との事。
私(カヲル)から見たAさんの印象
Aさんは転職マニア‥と呼べる程転職する事に抵抗のない人でした。太陽♉️をテーマとするなら安定思考ではないのかな?と思いましたが、Aさんは木星もノーアスペクト。縛りのない木星がうまく作用してるのかな?性格的には月♈️っぽさが全面にでている印象。あと仕事の仕方を表す水星も♈️なので常に新しい仕事(仕事には新鮮さ)を求めているようでした。
あ、天王星もノーアスペクトでした。人間関係のしがらみに囚われない人なのかもしれません。
続いてBさん。
太陽、火星、天王星、冥王星が♎️。天秤サインが目立つのですが、太陽はノーアスペクト。教科書通りなら美と調和を生きるテーマとするはず。Bさんいわく、あたしは交友範囲は広くないよ?
と言っていましたが、私(カヲル)から見ると、さすが♎️サインが強調されてるな〜と思うほど人脈は広かったです。かつては美容部員やアパレル業界にいたそうです。♎️サインらしい生き方と思ってはいましたが‥。
私(カヲル)からみたBさんの印象
♎️サイン強調型のBさんは私服のセンスが良くオシャレな人です。制服もオシャレに着こなしていました。性格的には月♓️と金星♍️(アスペクトが形成されているかは不明)が効いているようで、何処となく浮世離れした少女のような♓️+清楚な♍️の混じった人でした。今回何故か転職先は製造業を選んでいます。♎️っぽくない選択?仕事の仕方を表す水星は♏️で、金星♍️と60度。どの仕事にいても美意識は持っているようです。
Bさんは火星もノーアスペクト。火星はスタミナも表しますが、どうも仕事で残業が続くと体調を崩し仕事を休みがちでした。
続けてCさん。
Cさんは太陽♑️でノーアスペクト。木星も♑️ですが太陽とはアスペクト無し。教科書通りなら♑️は社会的成功を目指すはず?ですがCさんはとある小説家の作品が好き過ぎて、故郷を離れ、小説の舞台となっている土地(いわゆる聖地)へ単身移り住むほど(全くその土地に縁もコネも無いのに!)フットワークが軽いです。
私(カヲル)から見たCさんの印象。
Cさんのチャートで印象が強いのは♐️に月、水星、金星、火星、海王星と天体が五つも入ってる♐️強調型。性格的にもおおらかです。♑️っぽさが感じられない印象。仕事の仕方を表す水星、対人関係を表す金星に♎️の天王星が60度。仕事も対人関係も程よく距離を取りたいようです。10天体に水のエレメントが無いのでサバサバとしています。ちなみに今回唯一の男性です。
最後にDさん。
今回唯一の年下の人。♑️に太陽、水星、天王星、海王星の四つ天体を持つ♑️強調型。太陽♑️のみノーアスペクト。あまり話す機会がなかったので♑️っぽさの片鱗は見えず。ただ、年功序列を重んじる♑️サインらしく始終私(カヲル)には敬語で話す人でした。
私(カヲル)から見たDさん。
Dさんは水星、金星共にアスペクトが多い。趣味はアニメ・漫画・ゲーム。特に男性の好むジャンルが特に好きな印象。金星♏️と火星♍️で90度のアスペクトを形成。さらに金星♏️は冥王星♏️と0度を形成、好きなもの(金星♏️)+(火星♍️)=男性的なジャンルを深掘り(冥王星♏️)する傾向があり、趣味についてとても熱く語ってくれました。働き方を表す水星♑️に対して、なんとトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)全てにアスペクトを持つので、業務によってはとてつもない適正をもつかもしれない。常識(土星)では測れない仕事の才能があるかも。
水星とアスペクトのある金星もトランスサタニアン全てアスペクトあり。
性格的には出生時刻不明ですが、時折みせる月星座の雰囲気は、プライベートではフレンドリーさを見せても一定の距離感を保って欲しい♒️サインのような印象を受けました。
Dさんは残念ながら転職されてしまったので、その後どうなったのかはわかりません。
今回の四人は共通点は太陽ノーアスペクトという点で、その他の共通点は「派遣社員」という事。
いわゆる就職氷河期世代にとって、派遣という生き方は、正社員になるまでの繋ぎ、あるいは就職先が決まらず仕方なく派遣をする、という印象が一定数あったかと思います。
それは、仕事=自己実現の手段(太陽を使う)という常識(土星)があったからではないか?
しかし、会社に組み込まれたくないから敢えて派遣社員になる(太陽を使う自己実現の手段は仕事に求めない)という生き方も令和の現在、普通になりつつあるように私は感じます。
水瓶座冥王星の時代になると、より仕事=太陽星座を使うという傾向は薄れるのではないでしょうか。仕事以外にも太陽星座を使うやり方はあると思いますので。
今回は自分の中で纏めるのにかなり時間がかかってしまいました。そしていつもより長い記事に😅
今回はこの辺で。
また別の記事でお会いしましょう。