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ざっくり占星術概要③
今回は「社会天体」と呼ばれる木星と土星について書こうと思ってましたが、
その前に天体の運行の速さについて書いていなかったのでそこもざっくりと。
天体の通り道「黄道」は円形で360度、12区分された星座(サイン)があり、一つのサインは30度。天体はそれぞれ運行速度が違い、
個人天体
月‥約2.5日で一つのサインを移動。
約28日で黄道を一周する。
水星‥約一週間〜二ヶ月半で移動。
約一年で一周。
太陽と28度以上離れない。
金星‥約一ヶ月〜四ヶ月で移動。
約一年で一周。
太陽と48度以上離れない
太陽‥約一ヶ月で移動。一日に1度移動する。
約一年で一周。
火星‥約二ヶ月〜六ヶ月で移動。
約2年弱で一周。
社会天体
木星‥約1年で一つのサインを移動。
約12年で黄道を一周。
土星‥約2年半で一つのサインを移動。
約29年で一周。
木星は生まれた年が同じ人たちと、ほぼ一緒。
土星も二歳半離れていなければ、ほぼ一緒。
歳の近い人と星座が同じ特性を持つが、個人天体の絡み(アスペクト・天体同士が作り出す角度)と室(ハウスについては後述します)の状態により個人への影響も違ってくる。
世代天体
天王星‥約7年で一つのサインを移動。
約84年で黄道を一周。
海王星‥約14年で一つのサインを移動。
約165年で一周。
冥王星‥約12年〜32年で一つのサインを移動。
約248・5年で一周。
地球から観測すると冥王星の軌道は
傾いている為、滞在期間はサインにより
異なってくる。
世代天体は動きがゆっくりな為、複数年(世代)にわたって広く影響が作用する。いわゆるX世代、Z世代など、自分と違う世代から見た特徴が現れるとされる。ジェネレーションギャップを作り出す天体。
社会天体と同様に、個人天体のアスペクトと室(ハウス)により、個人への影響は異なってくる。
本来なら、「太陽」のまわりを各天体が同じ方向に回っているのだが、「地球」から天体を観測している為、見かけ上「天体」が「逆行」している様に見える時期がある。これを(Retrograde)と言う。ちなみに順行は(direct)。
太陽と月以外は「逆行」して見える期間がある。
天体の逆行期間の影響は
・物事の停滞・すれ違う ・行き違い
・振り返る ・戻る・見直し・見返し
・延滞・延期・遅延・中止・再会・再熱
・復縁・復活・復習・点検
など、良い影響と悪い影響がある。
また、順行と逆行の間に切り替わる際に、「留」(りゅう・station、ステーション)と言う状態がある。逆行開始前と順行に戻る前の2回。
順行から逆行に転じる留をretrograde station、逆行から順行に転じる留をdirect stationと言う。
留になった天体はその力が強く発揮されると言われている。
水星・金星・火星・木星・土星は単体でも強く作用すると言われる。
天王星・海王星・冥王星はほかの天体とアスペクトを形成すると個人の特性になるといわれている。
次回こそは木星・土星について書きます😅