見出し画像

帰省、そして読書する。

実家に帰ってきています。中々まとまった「休暇」というのも取れないので。ここぞとばかり積読になっていた「本達」に深く潜っています。

私は興味の対象(例えば読書)が有れば寝食を忘れて没頭していまうので、生活リズムが崩せる「長期休暇」はある意味チャンスなのです。

アパートで読み耽って、実家でも読み耽る。とりあえず「明日の仕事」を考えなくて良い、ってのが最高 笑

実家に持ってきたのがこの二冊。

石井ゆかりさんの「星占い的思考」。ネタバレしたくないので内容には触れませんが、12星座(サイン)の象徴的解釈にとても役立ちます。私は占いの未来予測や吉凶判断よりも、その哲学的な内容・要素に惹かれるので、「象徴の解釈」というジャンルが大好物なのです 笑

クリエイターのための占星術
コリーン・ケナー著
ネタバレはしません 笑
12星座(サイン)と10天体や12ハウスの象徴解釈がメイン。いわゆる占い本として読めなくもないけど、やっぱり象徴解釈が主だと思う。ただし、著者がアメリカ生まれの方なので、ものの考えかたは欧米的で、少し日本的な解釈とは異なります。が、得るものは大きいかな。実占の本と言うより象徴辞典ぽいです。私は好き。

西洋占星術も大きく分ければ現代(モダン)と古典に分かれていて、その違いといえば「世界観」の異なる占断の解釈でしょうか。

ざっくり言ってしまえば、モダンは「人の持つ可能性の追求」‥運命に抗え、といったところ。
古典は、「はっきりとした吉凶判断」‥運命を受け入れろ、という感じ。

どちらも良い面・悪い面がありますが、双方とも
その世界観の解釈無くしては判断を誤ってしまうのでは‥とも思います。

じゃぁなんで運命に抗わないといけないの?じゃあなんで運命を受け入れないといけないの?という疑問も湧いて来ますよね。

その疑問の答えは今回あえて書きません。解釈の幅がありすぎて誤解を招きそうなので。

異なる世界観の物事(占い)を読み解くには、自分の中の「常識」を一度外す必要があります。
(その占いが生まれた文化的背景は特に重要。)

信じる・信じない・好き・嫌いなど、それに囚われず思考し、読み解く事。何故そうなのか、と疑問を持つ事。結論は急がない事。

例えば、サッカーをしているときは、サッカーのルールに則ってプレーする。野球をする時は野球のルールに則ってプレーする。異なるスポーツ(占い)のルール(世界観)を混同しない事。

さてさて、また本の世界に潜るとしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?