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長髪の忍者に惹かれて

 先週の土曜日に久しぶりに映画を観てきました。普段はレイトショーばかりの私。流石に昼間となると客層も子どもが多く、いつもとは違う景色でした。

 チケットを購入し、入場受付前に周辺をウロウロしていると、1枚のポスターを見つけました。


とりあえず長髪のハリケンレッドがカッコ良すぎる

 「あ、そうだ、ハリケンジャー、20周年で映画やるって聞いたわ」

 私、特撮ヒーローシリーズが大好きで、毎年新しく変わる戦隊モノは必ずチェックしています。今はYoutubeの東映特撮チャンネルでも、過去作品(今ならカクレンジャー、タイムレンジャー)を視聴することができ、毎週欠かさず見ています。

 さて、先ほどの1枚のポスターを見て、皆さんはどんな感想を持たれたでしょうか?

 今回のポスターに限らず、私は映画の短編予告やリーフレット、漫画の単行本の裏などに書いてある文章、文庫本の帯などの文章が好きなのです。

 それらに共通することは、“限られたスペース、文字量、時間の中でその作品の魅力を伝えている“ということです。

 たまたま手にとった人、目に入った人に「これは面白そう」「ちょっと見てみたいかも」と思わせるために色んな趣向を凝らしているんだと思うんです。

 先ほどのハリケンジャーのポスターで言えば、

・登場人物の位置、目線
・おそらく敵である人物の存在
・作品タイトルロゴのサイズ、位置
・フレーズ
・全体の色合い

と、細かく見ていくと気になる部分が多岐に渡ります。

 そういえば中学生の頃、映画館で無料のリーフレットをもらってきて、よくポスター代わりに部屋に飾っていたなぁと思い出したのですが。

 やはり作品ごとに、魅せ方は全然違うんですよね。

 あの頃は漠然と飾っていたリーフレットですが、今改めて、細かく分析してみるとデザインの幅を広げることや、相手に伝えるということの本質に迫れるのではないか?と思ったのです。全然先は見えていないけど、なんか面白そうって思いました。

 ひとまず10枚を目安に、自分なりに分析してみようかな。


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