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初恋の悪魔と、マイ・ブロークン・マリコの話。

3週連続で毎週映画館へ行きました。
芸術の秋です。

9/23 川っぺりムコリッタ
9/28 みんなのヴァカンス 
10/2 マイ・ブロークン・マリコ 

邦画2本は、公開前から気になっていたやつでした。

一昨日見たのは、マイ・ブロークン・マリコ。
いちばん印象的だった台詞は、

「もういない人に会うには、自分が生きているしかないんじゃないでしょうか」

3回見て3回とも泣いた初恋の悪魔の最終回での
多重人格の自分以外の人格が失われてしまうかもしれなくて星砂が怯えるシーン。

「会えなくても離れてない人は、いるの」
と、小洗先生が言う。

最終回のとても好きなレビューはこちらです。


このドラマでは前半にも
自分の人格が消えてしまうのが怖くて
「私のこと、覚えててくれるかな?」
って星砂が悠日に言っちゃうシーンもあったね。


これらがセットになることで、
妙な説得力を帯びて私のところに降ってきた。
もういない人が、本当にいなくなるときは
その人を覚えている人が誰もいなくなったとき。


昔読んだ本に、死んだら船に乗って
その船のデッキには双眼鏡が設置してあって
そこを覗くと自分の葬式が見える
みたいな描写があって。
もし自分が死んだら、そこを覗いて、
そこにいる人たちが生きている間は、
私はいなくならないなって思いました。


うまくまとまらないけど、備忘録です。
マイ・ブロークン・マリコと、初恋の悪魔を見た人じゃないとよくわからない感じになってしまったな。

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