「ベトナム人材育成日記」始めます
ベトナムに来て早10年。肚を決めて「人材育成」に関わる仕事を本気で行っていきます。
この10年で日本とベトナムの間はどんどん変わっていきました。
特に、日本で学ぶ・働くベトナム人が急増したことは、その変化の象徴である。例えば、2018年10月末時点での、日本におけるベトナム人労働者数は前年同期比+31.9%(+7万6581人)増の31万6840人で、国籍別では中国に次いで2番目に多かったという統計結果も出ている(出典:厚生労働省資料より)
僕自身、フエ外国語大学や、ベトナム貿易大学ホーチミン校での仕事を経験させてもらった。また、自身でもビジネス用の日本語を教える学校を経営している。教え子の中には少なくない人数がこの統計の中に含まれている。
また、ベトナムに進出している日系企業、特に伸び行くベトナム内需向けの企業のお客様と「どうしたらもっと売れるのか、売れる組織が作れるのか」を、頭を云々言わせながら、進めてきた。
プライベートでも、ベトナム人の妻とハーフの娘がいる。
一方で、問題が多発しているのも事実である。技能実習生をはじめとする失踪問題。ベトナム国内でいえば、分かり合えない日本人とベトナム人。
この世に、このタイミングで私が生まれてきたのは、この解決のためだったのではないか(と思い込んでいる)。
今月中旬に、ビジネスパートナーのご厚意で、中国は上海で、人材育成・人事・労務に関するセミナーに、ベトナムの事例紹介担当で行ってきた。
そこで分かったことは、私が思っている以上に、ベトナムに関する情報はまだまだ少ないんだということだった。特に、人材育成など、込み入った話は中々共有されていないんだなと。
本ノートでは、出来る限りオープンに私が経験してきていることを基に、ベトナムと日本のあるべき姿を考えていきます。
どうぞよろしくお願いいたします!
川村