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博徒戦記vol.1 カチコミくん


こんにちは
風猫です。久々にnote書くと反応がたくさんあって嬉しかったです。
やっぱ自分で何か作るってのは感慨深いですね。
読んでドル送ってくれた方々ありがとうございます♪
とっても嬉しかったです🔥
無料で出すのは全然抵抗ないので良いんですが、やっぱ評価を形にしてくれると嬉しいものです。

すいません悦に入ってました。
ちょっと精子出たかもしれません。
オナニーはここで終わります。

さて今回はタイトルが違いますね。

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前々から書こうと思っていた俺が会ってきた数々の博徒の話を書いていこうと思います。

※もちろんフィクションです。現実にこんな話はありません。全て俺の頭の中の妄想です。信じてください。

※※※※※※

俺がキャッチを始めて2ヶ月くらい経った時だろうか。
知り合いのキャッチに仕事終わりに声をかけられる。知り合いのキャッチの名はリンちゃんといった。
ケータイの呼び出し音がリンリンなるからリンちゃんというらしい。

リン「あ、風猫くんじゃん。今日はどうだった?俺は結構しぶくてさぁ〜/#&/&_#///#/&#/」

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リンの特徴は語尾が本当に何を言っているか聞き取れない。
後半から舌の筋肉が足りないのか全く呂律が回らない。
理由は想像に任せるが歌舞伎町ということを踏まえると答えを導くのはそう難しくないだろう。

風猫「いやー自分も渋かったっす。」

リン「え、で2個目の質問の答えは?」

風猫(聞き取られへんねん◯ねや)「そうっすねぇ〜微妙っすね〜」

リン「せっかくだし行こうよぉ」

どうやらどこかへ行く誘いだったらしい。
多分飲みの誘いだろうと思った俺はその誘いを了承した。

こうして連れられてこられたのは歌舞伎町の真ん中から少し外れたビルの4階。

ホスト、キャバクラ、ガールズバーが立ち並ぶ中、リンちゃんはそれを素通りして行く。

そして立ち止まった場所には重々しい雰囲気をしている扉があった。

風猫「え、ここで今日飲むんすか?」

リン「ん?何を言ってるの?ここはバクチするところだよ。さっき言っ◎△$♪×¥●&%#?!」

相変わらず後半は全く聞き取れない。
諸見里以下だよお前は。

どうやら俺はバクチ場に来てしまっていたらしい。
俺もある程度色んなバクチ場には行っているがここまで重々しい雰囲気の場所は初めてかもしれない。

ピンポンを押し、応答があった。

「会員名は?」

「リンです。友達連れてきました。」

すると10秒ほど経つとガチャンと2回音がして重々しいドアがゆっくりと開いた。
中は二重扉となっており、外から入るのは非常に困難である。

ドアを開けた男は髭を生やした30代位の男性だった。

そして内扉を開けるとそこには俺の見たことのない光景が広がっていた。

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中央のモニターを食い入るように見ている男たち。

酒類を提供するホテルマンのような雰囲気のウエイター。


風猫「ここは一体なんの場口をする場所なの?」

リン「ここは競馬するんだよ!初めてでよくわk◎$♪×△¥●&?#$!」


こいつはもう黙らせよう。

競馬に関して言えば俺はズブの素人である。ここはちまちま賭けて店のサービスをガジるのが賢明である。


手持ちは5万。1日遊ぶには十分の資金である。


ふと隣を見るとリンちゃんが小太りのおっさんと談笑している。

この2人にこの場で出会ったことを俺は心の底から後悔することになるとはこのときは思いもしなかった。


vol.2に続く。

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