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パステルで野鳥を描く

最近通っている絵画教室でパステルを使って何枚か課題を描いたのですが、パステルの発色はとてもきれいですね。パステルの使い方を少し教えていただいたので家でも描いてみたくなりました。
20年以上も前にレンブラントのソフトパステルのセット(90色)を購入したのですが、その当時は全く使いこなせず2、3回使った後、押し入れの奥にしまったままでした。

押し入れの奥にあったパステル。中身は全然劣化してませんでした。


ダイサギを描く

もう27年も調査している保護区で、ダイサギが数年前から営巣しなくなりました。
今年も春から夏にかけての繁殖期にはあまり姿を見せませんでしたが、夏も終わりに近づき、再び保護区にたくさん帰ってきたました。
繁殖期は黒かった嘴が黄色く変わっています。
黄色い嘴が、アシやヒメガマの緑に映えてとても奇麗です。

ダイサギ
(パステル 2024年8月)

ソフトパステルでは細かく描けないので、ハードパステルやパステル鉛筆も併用しました。描きはじめは、パステル鉛筆で形をとった後、画面全体をソフトパステルで緑、灰色、黄色に色分けして薄くすり込みました。その上に色々な色を強めに塗り重ねていきました。
パステルは、画面上で指をつかってぼかしたり混色することが多いです。このデジタル全盛の時代に、手で直接描く感覚がかえって新鮮でした。

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