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パステルで野鳥を描く2

スズメを描いてみました

10月7日、前日の雨で管理通路に大きな水溜りができました。まだ嘴の黄色いスズメの若鳥が水浴びをしていました。10羽ほどのスズメの群れ以外にも、ムクドリ、コムクドリ、オナガが一緒に水浴びしていました。
当たり前に身近にいると思われていたスズメの減少が続いていて残念です。
20年後には個体数が半減すると予測されているとか。
スズメだけでなく野鳥は全体的に減少が続いているように感じます。
ここ行徳鳥獣保護区も、私が野鳥の調査を始めた1990年代末ごろは年間140種を記録するほどでしたが、最近10年ほどは120種を超えることはあまりなくなりました。

スズメの若鳥 (2024年11月 パステル)

パステルのこと

前回のダイサギの絵で、レンブラントのソフトパステル、カレーのハードパステル、カランダッシュのパステル鉛筆を使いました。
パステル、面白い!と、つい勢いでセヌリエのソフトパステル(120色ハーフセット)を買ってしまいました。
感想としては、レンブラントでも十分きれいな色ですが、セヌリエは色がさらに鮮やかに感じます。特に渋い色の冴えが魅力的。
セヌリエのソフトパステルの描き心地は、レンブラントよりかなり柔らかくまさにソフトパステルといった感じです。

ただしセヌリエのソフトパステル(120色ハーフセット)、少々困ったこともありました。ハーフサイズなのでパステル一本一本にはラベルがなく、箱にセット配色の一覧が書いてあるのですが、どう見ても箱の中身は適当に並べられていてどれがどの色かわかりません。気に入った色を単品で買いたくても何色かわからない、ちょっとびっくりです。
また、実際に描いていて欲しい色を探すのにストレスを感じ、カラーチャートの順で並べ直すことにしました。

セヌリエのソフトパステル(120色ハーフセット)

ネット上のカラーチャートを見ながら、チャート順に並べ直してみたのですが、そもそもカラーチャート(印刷物)と実物では色がづれているので結構大変でした。
それに箱に書いてあるセット配色が本当に中に入っている色に対応しているのか疑いたくなるような・・・これがフランス流なのか。
それでも、またセヌリエを買いたいと思います(笑)。
パステルのきれいな色が箱に並んでいるのを見るだけで、なんとなく楽しくなります。
結構よいお値段ですので気安く買えませんが… “沼” ですね。

並べ直してみたら、例えば青にしても色々な青があるので同系の青がそばに並ぶようになり、色を選びやすくなりました。



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