そろそろ惑わずにいきたい
お久しぶりです。文学サークル「ペンシルビバップ」の川和真之です。
もう少しで今年度が終わり、4月からまた新しい年度が始まります。2024年度は、川和にとって40歳になる歳です。そうなると論語のいうところの「不惑」なわけで、ほんとうにそろそろ、惑わずにいきたいなぁと思っています。
20代の頃はまさに惑っていました。僕は25歳のときに初めて「小説を書こう!」と閃いたのですが、一番最初のボーナスのお買い物は「簿記一級の通信講座セット」でした。ゆくゆくは、中小企業診断士の資格を取りたかったんですよね。どう考えても、小説家を目指すことと両立しないですよね。
仕事を辞めて教員になってからは、部活動ばかりの日々になり、他の仕事もしっかりやりたい、評価されたい、と思ってしまうのか、執筆のことはどこへやら、仕事オンリーの生活でした。
一年間現場を離れて研究する時期もあったのですが、その時期も結局は、(まったく悪いことではないのですが)、その研究に完全に注力していて、小説活動には集中できていなかったですね。
川和真之は、ほんとうに小説を書きたいのでしょうか。そう言わざるを得ないほど、本丸を攻めないで、外堀を埋めてばかりの30代でした。
でもそろそろ、ほんとうに、いい加減に、迷わずに執筆をしたいです。いや、「したい」です、ではなくて「しよう」、いや「する」ですね。そんな気持ちではいます。
最近は100日間ほど連続執筆が続いています。やればできるものですね。なぜ今までやらなかったのでしょうか。嘆いても仕方がないので、いまからやるしかありません。
読むこともここ5年間を見渡せば、今年入ってからが1番読めている気がします。いままで、どうして、やらなかったのでしょうか(2回目)。
書くジャンルについても、うじうじ悩んでは変更して、みたいな感じでした。純文学なのか、エンタメ系なのか、中間なのか、気にしないで書くのか、あっちりいったり、こっちにいったり。しかしジャンルに関しても、よくやくこれで行こうと腹を括るようになりました。
自分自身の自由時間をすべて執筆に振ることは、人生において、多少はリスクを取る行為です。
教員としてどのようにキャリアを積んでいきたいのかを考えるときに、少し前の時代感覚ではありますが、こんなふうに言われていました。
①部活動に全てを捧げる
②授業に全てを捧げて教科書とか参考書を書く
③分掌業務に力を入れて校長を目指す
④学術的な研究をして研究者・大学教授を目指す
こうやって①から④を見渡すと、④はやっていないものの、僕はオールラウンダーな感じになっています。まあ、これも悪いことではないんですけどね。
通常のキャリアではない、「小説を書く」に力を傾けることは、多少はリスクだと思います。モノにならなければ、ただの趣味ですからね。
でもそろそろ、40歳ですから、執筆することに対して惑わずにいきたいものです。外堀を埋め埋めする時期は、もう終わったのだから。
最後までお読みいただきありがとうございます。
明日も負けない心でいきましょう!