指示の先もやって欲しい妻と指示されたことしかしない夫、それぞれの違い
定期的にDM等で相談されるのだが、比較的多く寄せられる相談がこれだ
「夫が指示したことしかしてくれないんです！何でなのでしょうか？」という内容
疑問に思うよね
「浴槽の掃除をして」と言ったら、何故本当に浴槽しか掃除しないのか（わかりにくいと思うけど、サムネでキレイなのは浴槽だけで、他は汚れている）
浴槽以外の汚れには目が行かないのか
夫の目は節穴なのか！？と
この手の相談はされるたびに個別に答えていたが、ここらで記事にまとめてしまおうと思う
指示されたことしかしない理由は3つ
①単純にやりたくないから最低限のことしかしない
②本気で指示されたことだけをやれば良いと思っている
③指示されたこと以外をやると怒られると思ってやらない
指示したことしかしない理由は恐らくこの3つだと思う
①単純にやりたくないから最低限のことしかしない
家事は誰にとっても面倒で、できればしたくないことだから。だから指示されたことしかしない、と
でも生活する以上、家事は誰かがやらなければならないことなので、最低限しかしなければ残りは全て妻の負担になる。それはあまりにも無責任よね
②本気で指示されたことだけをやれば良いと思っている
こう思っている男は意外といる様子。普段から決められたことを淡々とこなすような仕事をしているとこういう風に考えてしまいがちなので注意
あとは家事スキルが高くないので、他の家事にまで意識が回らないなどだろうか
※詳しくは後述する
③指示されたこと以外をやると怒られると思ってやらない
気を利かせて指示以外のことをやって上手くできず注意されたり、仕事が不十分で注意されたことが過去に何度かあると、こういう風に考えるようになってしまう。だからこの場合は見守る姿勢が大事。つまりこのケースは、どちらかというと指示をする側の忍耐力の問題となる
また①～③の全部がごちゃ混ぜになっているケースもあると思う、というかそれが一番多いのかもしれない
自分の仕事だと思っていないから面倒くさくて、余計なことをして注意されたくないから指示されたことだけをやれば良い、という感じだろうか。書いておいてなんだけど、最低だね
やって欲しいこと全部を指示する暇はない
じゃあやって欲しいこと全部を事細かく指示をすれば良いかというと、そんな時間はないし、そんなことに時間をかけるなら自分でやった方が早い。だから軽い指示しか出せない
例えば浴槽と一緒に浴室の壁や排水溝の掃除もして欲しいけど、そこまで指示する余裕はないから風呂掃除とお願いする。結果風呂掃除をお願いされたからと、浴槽だけをやる、という流れだ
普段やらない人は家事単体でしか見ていない
またやる気はあっても家事を俯瞰して見ていないから、指示された家事しかできないケースもある。上の②のケースだ
主フの言う「風呂掃除」には、他に浴室の壁や排水溝の掃除なども含まれているし、シャンプーなどの残量確認＆補充も含まれる。でも普段から家族の食を守る、家族の衛生面を守るというような視点で家事をしていない人には、風呂掃除は浴槽の掃除でしかない。よって浴室全体の汚れや排水溝、シャンプーなどには気が回らないのだ
家事全体に意識が向くように伝える
「風呂掃除をお願い」と家事単体をお願いするのではなく、浴室全体をキレイにしてと伝えると良いのではないかと思う。こう伝えることで浴槽だけでなく、浴室全体や排水溝、シャンプーなどにも意識が向きやすくなるから
皿洗いやトイレ掃除も同じだ。皿洗いと言うと食器類だけを連想するのでシンク周り全体を掃除してと伝える、トイレと言うと便器だけを連想するので、トイレの部屋全体をキレイにしてと伝える、などだろうか
やる気のある夫は意外と多いと思う
大事なのは家事全体を連想できるように伝えることだと思う。多分だけど、やる気のある旦那さんは意外といると思うんだよね。でも家事をする量が圧倒的に足りないから、家事全体を俯瞰してみるほどのスキルがない。だから結果的に指示されたことしかできない状態になっているのではないだろうか
これはもう今更仕方ないので、今後俯瞰して家事を見れるように、伝える際に一工夫することを心がけると良いと思う
俺だって最初からすべての家事を完璧にできたわけじゃないからね
ということで今回のまとめ
家事単体を指示しているうちは家事全体に意識が向かないので、指示を出すときは単体ではなく全体を指す単語を使うべし
では今回はこの辺で。
それではー！
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