自然派もいいけど、今までの流れを無視しない暮らしかたがいい
春は何もなくても外に出たがる。
日差しは暑いのに
風が少し冷たい春は一年の中で好きな季節
ゴールデンウィークは平城宮跡で行われる
天平祭に毎年行く
春の天平祭は奈良時代の暮らしを再現したエリアや、カラフルな天平衣装を着た行列が観れる。
全部手作りで作ってて、芋なんてめっちゃリアル。ちょっと痩せこけた、成長しきってない感じとか、ちょっと汚れてる大根も、なぜか納得できる。
スーパーに売ってる綺麗な大根よりもリアル
リアルってなんだろう。
スーパーの大根も本物なんだけど、こんな感じの不揃いの大根もリアルなもの。
大事に作られたもの、身体に優しいもの、昔ながらのの作り方をしたものとかを「本物」と呼ぶような風潮があるけれど、世の中に本物も偽物もなくって、すべて同じだと、思ってしまう。
ここ数年で
自然な暮らし
ナチュラルライフ
ハーブやお野菜などを使ったお手当
わたしの周りでよく聞くワード
これらは全て昔から続く、おばあちゃんの知恵袋的な内容の暮らしかた。
素敵だなと思う。
でもその一方で、「より良く」を目指した研究も認めて、使っていきたいなとも思う。
食べ物はなるべく農薬は使わない方が嬉しいし、食品の添加物もなるべく入っていないものを選ぶ。
ただし添加物を入っていないものを選ぶのであれば、保存法やすぐに使い切れる方法を意識しなければ、添加物が無かった時代にあった「困る事」が起きるリスクは覚えておく必要があるよね。
特にコスメの成分
無添加・天然成分由来・自然派・オーガニック
直接肌につける成分で、精製されてない分子が大きい素材って危なくないかな。わたしの息子は3ヶ月の頃から肌がぐちゃぐちゃなくらいの酷い時期があったから、素材はすごく見ちゃう。
自然の物だったら安全か。
食べれる物だから安全か。
食べれる物は食べるには安全だけど、肌から体の内部に入るって、直で血液に吸収されるってアレルギー反応出てもおかしくないなと。
息子の肌が酷いときは、かなり自然派思考だった。
ケミカルなものが刺激的で悪だと。
でも今冷静になって、一歩引いた目で見ると、違う側面も見えてくるなーと感じてる
自然な暮らしに戻るのもすごく素敵なことだと思うけれど、今までたくさんの人たちが「より良く」「より安全に」と作ってきた想いとのバランスを取りながら生活していきたいなと思う。
調度いい暮らし。
それがわたしの目指すところ。