光を観に行く
泣くって特別なことのように思っていた。
悲しかったり、嬉しかったり、涙には必ず感情が伴うものだと。
こどもを産んでから、私は涙もろくなった。
特に、誰かを失うかもしれないことに敏感だ
普段の悲しいニュースや、卒園式、お別れの時期なんかは、想像した今でさえ、すぐに涙が出そうな感覚になる。
そういう時は決まって、胸のあたりから喉へ、鼻、目、そして頭のてっぺんに向かって何かが湧き上がる感じになる。
鼻の奥まで来てしまったら、もう涙まであと一歩。
今朝もTverで見逃し配信の番組を見ていた。お気に入りに登録している番組を見た後に、ふと目に入ったのがテレビ東京の「家、ついて行っていいですか?」8/31日放送分だ。15分ほどの動画。
期間限定だから、いつまで見れるかわからないけど、いちようリンク貼っとく。ポチッ
この日は小笠原諸島・父島に住んでいる方だったんだけど、持続可能な生活を目指して、トイレも腐葉土使って循環してるし、雨水を利用してる。
お家も自分でつくって、民泊をしてる。
お庭にできたコーヒー豆をガスコンロで焙煎して、ガリゴリ手で挽いて、布製のフィルターでコーヒーを淹れる。ここまで1時間。
お金は悪いわけじゃない
お金はいろんな人と協力するには最高のツールだけど
お金の為のツールじゃない。
食べるためにだったら
食べるものを作ればいい。
なんか響くなあ。なんのために稼ぐか。
でね、ここから。
この取材が2019年で、その後ってことでリモート取材があったんだけど、父島は入島規制しててずっと観光客が来なかった。
医療が整ってないからね。島は。
そこでまたこの方が言ったの
観光が不要不急だなんて言われたけど
人間にとって
「光を観にいく」と書いて観光
これがないと生きていけない人は沢山いる
光を観にいくっっっっっって!!!!!
もう。泣いたね。
観光地に住んでいるけど、その感覚なかったな。。
観光に限らず、生きて行くのって考え方次第だなぁと思った。
光を観に行く。素敵な言葉すぎる。
心に刻んだ言葉だったよ。
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