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米国株式投資の真実を伝える [Vol.171]2024年12月16日配信


※12月30日は休刊です。

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。

1.マーケット振り返り(12月9日~12月13日)

<主要指数>
・NYダウ         -1.8%
・S&P500指数         -0.6%
・ナスダック総合指数     +0.3%

=駆け足バージョン=
週前半は様子見姿勢が強かったものの、消費者物価指数の落ち着きを受けて半導体株などが買われ、ナスダック総合指数は水曜日に2万の大台に乗せました。一方、金利上昇が全体の重石となり、NYダウは7営業日連続で下落しました。

=ちょっとだけ詳しく=
先週の前半は、週半ばに消費者物価指数(CPI)などの物価統計の発表や欧州主要中央銀行の金融政策決定会合を前に様子見姿勢が広がり、前週の上昇に対する反動もあって下落で始まりました。

水曜日に発表された11月のCPIは市場予想に沿った内容で12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げに対する安心感から半導体などの成長株が買われ、ナスダック総合指数は初めて2万の大台に乗せました

週末にかけて利下げ期待は維持されたものの、財政赤字に対する懸念などから金利が上昇し、軟調な展開となりました。

金曜日は好決算を発表した半導体大手ブロードコムが牽引してナスダック総合指数は反発しましたが、NYダウは7営業日連続の下落となりました。

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