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米国株式投資の真実を伝える [Vol.83]2023年2月20日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(2月13日~2月17日)

<主要指数>
・NYダウ  -0.1%
・S&P500指数 -0.3%
・ナスダック総合指数 +0.6%

=駆け足バージョン=
インフレ指標や小売売上高などの主要経済指標が市場の予想を上回り、金融引き締めの長期化懸念から長期金利が上昇しました。上値の重い展開が続きましたが、週前半の上昇が大きかったナスダック市場は週間で小幅高となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
週明けは消費者物価指数(CPI)の発表を前に買い戻しが中心となり、反発して始まりました。

火曜日に発表されたCPIが市場の予想を上回ったことや地区連銀総裁のタカ派コメントから金利が上昇したことが嫌気されましたが、半導体株が買われてナスダック市場は小幅高となりました。

水曜日は小売売上高が予想を上回って金利上昇が続きましたが、景気の底堅さが注目されて全般に買われました。

しかし木曜日発表の生産者物価指数が市場の予想を上回り、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で前回よりも大きな0.5%の利上げ幅になるとの観測から下落しました。

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