米国株式投資の真実を伝える [Vol.152]2024年7月29日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(7月22日~7月26日)
<主要指数>
・NYダウ +0.7%
・S&P500指数 -0.8%
・ナスダック総合指数 -2.1%
=駆け足バージョン=
大統領選挙に関する不透明感は和らいだものの、主力企業の決算発表が失望されて成長株に対する売りが続きました。一方、景気の底堅さやインフレの落ち着きが示されて景気敏感株や小型株が買われる動きは続きました。
=ちょっとだけ詳しく=
バイデン大統領の選挙戦からの撤退表明を受けて政治的な不透明感が和らぎ、反発して始まりましたが、主力企業の決算発表を前にして、上値の重い展開となりました。
火曜日の取引終了後に発表されたテスラやアルファベットの決算が投資家の失望を誘って売られたことから、水曜日は成長株を中心に急落しました。
木曜日に発表された4~6月期の国内総生産(GDP)成長率が好感されたことで景気敏感株は買い戻されましたが、半導体株などに対する売り圧力は続きました。
6月の個人消費(PCE)価格指数が再びインフレの落ち着きを示して金利が低下したことで金曜日は大型ハイテク株も上昇しましたが、投資家が景気敏感株や小型株を組み入れるローテーションの動きは続きました。
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