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米国株式投資の真実を伝える [Vol.106]2023年8月14日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(8月7日~8月11日)

<主要指数>
・NYダウ                        +0.6%
・S&P500指数                 -0.3%
・ナスダック総合指数    -1.9%

=駆け足バージョン=
ムーディーズによる中小銀行の格付け引き下げに加え、消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見姿勢が強い展開でした。CPIは市場予想を下回ったものの金利が上昇したため、成長株を中心に軟調な展開となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
週初は前週の下落に対する反動から自律反発しました。

しかし、火曜日に格付会社のムーディーズが中小銀行10行の格下げを発表したことから銀行株が売られ、7月のCPIの発表を前にした様子見姿勢から、週央まで軟調に推移しました。

木曜日に発表されたCPIが市場予想を下回ったことから長期金利が低下して成長株を中心に大きく反発する局面もありましたが、火曜日と水曜日に好調だった米国債の入札が木曜日の30年入札で不調となり、長期金利が上昇したことから、上値が重い展開が続きました。

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