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米国株式投資の真実を伝える [Vol.169]2024年12月2日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
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1.マーケット振り返り(11月25日~11月29日)
<主要指数>
・NYダウ +1.4%
・S&P500指数 +1.1%
・ナスダック総合指数 +1.1%
=駆け足バージョン=
次期政権の財務長官人事を受けた金利低下や、地政学リスクの後退などから堅調に始まりました。一部ハイテク企業の決算を受けて売られたものの、インフレの落ち着きなどが好感され、感謝祭休日後の金曜日も高値を更新しました。
=ちょっとだけ詳しく=
財政緊縮派とされるベッセント氏が財務長官に指名されるとの週末の報道を受けて金利が低下したことや、イスラエルとヒズボラの訂正合意による地政学的リスクの緩和が投資家心理の支えとなり、週前半は堅調に推移しました。
火曜日の取引終了後のデルやHPの決算発表がさえなかったことから、水曜日はIT成長株を中心に反落となりました。
木曜日は感謝祭休日のため株式市場・債券市場ともに休場でした。
金曜日は、水曜日に発表された10月の個人消費支出デフレーターが落ち着いた内容だったことや、7-9月期のGDP成長率などの経済指標が堅調だったこと、および年末商戦に対する期待から反発しまし、NYダウとS&P500指数は史上最高値を更新して週末を迎えました。
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