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米国株式投資の真実を伝える [Vol.85]2023年3月6日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
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1.マーケット振り返り(2月27~3月3日)
<主要指数>
・NYダウ +1.7%
・S&P500指数 +1.9%
・ナスダック総合指数 +2.6%
=駆け足バージョン=
不透明感が強い中で火曜日に2月末を迎えました。強めの経済指標を受けて長期金利は一時4カ月ぶりの高水準になりましたが、FRB高官の発言で金利上昇の長期化懸念が和らぎ、成長株中心に買われて週間ベースで反発となりました。
=ちょっとだけ詳しく=
前週の急落に対する反発から始まりましたが、金利上昇の長期化懸念に伴う不透明感が強く、方向感のない展開が火曜日も続きました。
水曜日に発表された2月のISM製造業景況指数の中の支払価格が予想を上回って5カ月ぶりに50を上回ったことが嫌気され、成長株が売られましたが、中国の経済指標の改善から景気敏感株には買いが入りました。
新規失業保険申請件数が7週連続の20万件割れになったことを受けて長期金利は木曜日に4.09%と4カ月ぶりの水準に上昇しましたが、アトランタ連銀のボスティック総裁が次回の連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利上げを支持したことが安心材料となり、反発しました。
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