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米国株式投資の真実を伝える [Vol.177]2025年2月3日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。

1.マーケット振り返り(1月27日~1月31日)

<主要指数>
・NYダウ         +0.3%
・S&P500指数         -1.0%
・ナスダック総合指数       -1.6%

=駆け足バージョン=
月曜日にAI関連株が急落してディープシーク・ショックとも言われ、ナスダック総合指数は下落しました。一方、FOMCの結果や主要企業の決算発表を織り込みながら景気敏感株が買われ、NYダウは堅調な値動きとなりました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は、中国のAI新興企業であるディープシークの低コストAIモデルの台頭に対する懸念からAI関連株が急落し、ナスダック指数が大幅安となりました。しかし火曜日にはすぐに買い戻しが入って急落分の一部を取り戻しました。

水曜日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利は据え置かれ、パウエル議長のコメントも想定の範囲内で市場に対する影響は限定的でしたが、主要ハイテク企業の決算発表を控えて様子見姿勢が強く、反落となりました。

木曜日は欧州中央銀行(ECB)の利下げを受けた金利低下が下支えとなって上昇しましたが、一部のハイテク銘柄は売られました。

トランプ大統領が改めて2月1日からの関税適用に言及したことが嫌気され、金曜日は幅広く売られました。

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