米国株式投資の真実を伝える ［Vol.175］2025年1月20日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。

お知らせ：新企画「日経の読み方」ライングループ
『「人生豊」25Jan開始グループ』の発足
「人生を豊かにする日経の読み方」の拡張版として、随時ライングループに日経の注目記事やその読み方、さらにはそれに対するコメントを皆さんで共有して、楽しく「知の探訪・探検」をやろうかと！

要領「日経の読み方」をラインで配信
＊注目記事と簡単なコメント、それに対する返信を通した「知のバトル」
＊私の発信頻度：不定期ながら週に数回（反応はみなさんが随時）
＊配信方法　ラインの共同グループ（他人に「顔」が見える）
＊申し込み方法：ラインID:annakawata0912
＊申請時：本名、超簡単な自己紹介、属性を！
→私のアイコンは“眼鏡の私”の挿絵、そしてその下に「バロンズ川田」
→私が速やかに「審査」し、ライングループ『「人生豊」25Jan開始グループ』に登録

１．マーケット振り返り（1月13日～1月17日）

＜主要指数＞
・NYダウ 　　　　　　　　+3.7％
・S&P500指数　　　　   　 +2.9％
・ナスダック総合指数　   　+2.4％

＝駆け足バージョン＝
週前半はインフレに対する警戒感から金利が上昇して成長株は売られましたが、景気敏感株は堅調な展開でした。CPIが市場予想を下回って金利が低下したことに加え、大手銀行の決算が好感されたことで、景気敏感株を中心に買われました。

＝ちょっとだけ詳しく＝
インフレ懸念が継続する中、月曜日は金利の上昇が続いたことから半導体株を中心に成長株は下落しましたが、ディフェンシブ株が買われてNYダウやS&P500指数は反発しました。

火曜日に発表された12月の生産者物価指数（PPI）が市場の予想を下回ったため、金利上昇に一服感は出たものの、この流れは変わりませんでした。

しかし水曜日に発表された12月の消費者物価指数（CPI）も市場予想を下回ったことで金利が急低下したため、大きく反発しました。大手銀行の好調な決算発表も上昇要因となりました。

週末にかけてはインフレに対する過度の警戒感が和らぎ、米国経済に対する安心感が広がる一方、高値警戒感や次期政権の政策に対する不透明感もあり、高値圏での推移となりました。