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米国株式投資の真実を伝える [Vol.178]2025年2月10日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。

【ご案内】「川田重信の米株講演」

演題:米国株式『トランプ2.0の泳ぎ方』
‐トランプ政権下での資産形成-

講演者:(株)ありがとうアメリカ株式 代表 川田重信
日時:2025年2月13日(木)13時~14時ごろ 50分講演+Q&A
対象:保険募集人(兼IFA)
形式:会議室及びズーム

主催者:(株)チャータードアセットワークス
所在地〒107-0052港区赤坂2-17-44福吉坂ビルGF
お申込み:同社社長竹内真一まで(氏名、所属、参加方法、IFA資格の有無)
e-mail:takeuchi@assetworks.co.jp
携帯:090-7716-5874
https://chartered-assetworks.com/

1.マーケット振り返り(2月3日~2月7日)

<主要指数>
・NYダウ         -0.5%
・S&P500指数         -0.2%
・ナスダック総合指数       -0.5%

=駆け足バージョン=
トランプ政権の関税関連の新政策が市場に影響しました。メキシコとカナダへの関税適用が先延ばしになったことで反発しましたが、新たな関税を発表するとの報道やインフレ懸念が背景となる金利上昇を受けて、週末に下落しました。

=ちょっとだけ詳しく=
前週末からトランプ政権の関税政策が市場に影響しました。

月曜日は新たな関税がインフレ要因になるとの警戒感から下落しましたが、メキシコと30日間の適用先延ばしが決まったため、大きく売り込まれることはありませんでした。

火曜日はカナダも30日間の先延ばしが決まったことが好感されて反発しました。水曜日は1月のISM非製造業景況指数が弱かったことで金利が低下したことで、続伸となりました。

その後は好調な企業業績が下支えとなりましたが、金曜日に発表された雇用統計などからインフレ懸念が再燃して金利が上昇しました。これに加えてトランプ大統領から新たな関税の話が出たことから警戒感が広がり、下落して週間でマイナス圏での引けとなりました。

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