米国株式投資の真実を伝える [Vol.168]2024年11月25日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(11月18日~11月22日)
<主要指数>
・NYダウ +2.0%
・S&P500指数 +1.7%
・ナスダック総合指数 +1.7%
=駆け足バージョン=
地政学リスクが意識される中、エヌビディアの決算に対する期待感などから週前半はIT成長株が買われました。週後半は堅調な経済指標が好感されて景気敏感株が上昇する展開となり、NYダウは史上最高値を更新して引けました。
=ちょっとだけ詳しく=
週前半はウクライナとロシアの戦闘激化が懸念される中、前週末の反動に加え、水曜日のエヌビディアの決算発表に対する期待からIT成長株が買われました。
水曜日は金利が上昇したこともあり、成長株は軟調でしたが、景気敏感株が買われてNYダウは反発しました。エヌビディアの決算は市場の予想を概ね上回ったものの大きなサプライズとはならず、グーグル親会社のアルファベットに司法省が事業売却等を要請したことが嫌気され、ナスダック総合指数は木曜日は続落となりましたが、堅調な経済指標を背景に景気敏感株は買われました。
金曜日も堅調な経済指標が好感された結果、景気敏感株に加え小型株も買われる展開となり、NYダウは史上最高値を更新しました。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?