米国株式投資の真実を伝える [Vol.78]2023年1月16日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(1月9日~1月13日)
<主要指数>
・NYダウ +2.0%
・S&P500指数 2.7%
・ナスダック総合指数 4.8%
=駆け足バージョン=
前週からの金利低下傾向が続き、成長株を中心に買われました。注目されていた12月の消費者物価指数がインフレの落ち着きを示し、長期金利が3.5%を割り込んだことが好感され、ナスダック市場を中心に買われる展開となりました。
=ちょっとだけ詳しく=
前週末の雇用統計を受けた米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げぺースに対する減速期待が続き、成長株を中心に週初からしっかりとした展開となりました。
世界銀行が2023年の世界の実質GDP成長率を1.7%に下方修正するなど、景気に対する慎重な見方はあったものの、市場に対する影響は限定的でした。
木曜日に発表された12月の消費者物価指数は市場の予想と一致して前月比-0.1%、前年同月比+6.5%となり、前月比は2020年5月以来のマイナスとなりました。
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