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米国株式投資の真実を伝える [Vol.107]2023年8月21日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(8月14日~8月18日)

<主要指数>
・NYダウ                       -2.2%
・S&P500指数             -2.1%
・ナスダック総合指数 -2.6%

=駆け足バージョン=
堅調な経済指標を受けた金利の上昇が株価の重石となりました。夏季休暇期間で薄商いの中、ジャクソンホール会議でのパウエル議長の講演を次週に控えていることから積極的な買い手がなく、軟調な地合いが続きました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は前週までの調整を受けて、薄商いながらも主要指数は揃って反発しました。

しかし、その後に発表された7月の小売売上高、鉱工業生産、住宅着工件数などの経済指標が予想を上回り、金利が上昇して株価の重石となりました。

また、火曜日には中国の経済指標が低調だったことや一部の金融機関の格下げの可能性から、水曜日は6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の発表を受けて、金融政策に対する不透明感が広がったことも下落要因となりました。

その後も中国の不動産大手の米国での破産法の適用申請などの悪材料が多く、軟調な地合いが週末まで続きました

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