米国株式投資の真実を伝える [Vol.151]2024年7月22日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(7月15日~7月19日)
<主要指数>
・NYダウ +0.7%
・S&P500指数 -2.0%
・ナスダック総合指数 -3.6%
=駆け足バージョン=
物色対象交替の流れが続き、トランプ政権に対する期待感などから週前半にNYダウは史上最高値の更新が続きました。ナスダック総合指数は中国への半導体輸出規制の強化懸念や主要企業の決算発表前の慎重姿勢から急落しました。
=ちょっとだけ詳しく=
前週末のトランプ前大統領の暗殺未遂事件を受けてトランプ氏優勢との見方が広がり、規制緩和期待などから金融やエネルギーなどの景気敏感株が買われて始まりました。
NYダウは月曜日に史上最高値を更新し、火曜日は金利低下と堅調な小売売上高を受けて全般に買われ、S&P500指数も史上最高値を更新しました。
水曜日も6月の鉱工業生産などが市場予想を上回ったことからNYダウは続伸となりましたが、ナスダック総合指数は半導体に対する中国への輸出規制強化との報道が嫌気され、急落しました。
木曜日以降は、政治的な不透明感や主要ハイテク企業の決算発表を前にして投資家の慎重姿勢は強く、大型ハイテク株を中心に売られた一方、小型株の上昇が注目されました。
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