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米国株式投資の真実を伝える [Vol.167]2024年11月18日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(11月11日~11月15日)

<主要指数>
・NYダウ         -1.2%
・S&P500指数         -2.1%
・ナスダック総合指数     -3.1%

=駆け足バージョン=
前週の流れを引き継いで史上最高値を更新して始まったものの、堅調な経済指標が発表されたことや、パウエル議長から利下げに対する慎重姿勢が示されたことから、金利が上昇し、成長株を中心に週末にかけて大きく下落しました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は、退役軍人の日で債券市場が休場の中、前週までの流れを受けて景気敏感株中心に買われ、主要株価指数は史上最高値を更新しました。

しかし債券市場で火曜日に、インフレの上昇や減税などを織り込む動きが再び広がって金利が上昇すると、下落に転じました。

水曜日に発表された消費者物価指数(CPI)が市場予想通りで、金利が落ち着いたことから景気敏感株が買われましたが、木曜日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに対して慎重な姿勢を示すと再び軟調な展開となりました。

金曜日に発表された小売売上高が市場予想を上回ったことなどから利下げ期待が急速に後退したことや、新政権の人事を巡る不透明感から、大きく下落して週末を迎えました。

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