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米国株式投資の真実を伝える [Vol.158]2024年9月9日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(9月2日~9月6日)

<主要指数>
・NYダウ         -2.9%
・S&P500指数         -4.2%
・ナスダック総合指数     -5.8%

=駆け足バージョン=
月曜日が休場だった米国株式市場では、低調な経済指標の発表を受けて景気に対する懸念が広がりました。金利は低下したものの、大手企業が慎重な見通しを発表した半導体株を中心にIT成長株が大きく売られ、ナスダック総合指数は大幅に下落しました。

=ちょっとだけ詳しく=
火曜日に発表されたISM製造業景気指数が市場予想を下回り、景気判断の分かれ目である50を5カ月連続で割ったため、景気に対する懸念が広がり、大幅な下落で始まりました。

その後に発表された雇用動態調査(JOLTS)やADP雇用統計などが労働市場の軟化を示したことで、軟調な地合いが続きました。

金曜日に発表された8月の雇用統計でも非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことから、投資家のリスク回避姿勢が強まり、大幅に下落しました。

特に、前週のエヌビディアに続いて同じく半導体大手のブロードコムが慎重な見通しを発表したことが嫌気され、半導体などのIT成長株の比重の高いナスダック総合指数は2022年1月以来の大幅な週間ベースの下落となりました。

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