米国株式投資の真実を伝える [Vol.111]2023年9月25日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(9月18日~9月22日)
<主要指数>
・NYダウ -1.9%
・S&P500指数 -2.9%
・ナスダック総合指数 -3.6%
=駆け足バージョン=
水曜日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が市場の予想以上にタカ派的で金利が上昇したことが嫌気され、下落しました。長期金利は約16年ぶりの高い水準となり、S&P500指数とナスダック総合指数は3月以来の大幅下落となりました。
=ちょっとだけ詳しく=
週前半は前週末の下落に対する自律反発などから小幅に上昇して始まったものの、FOMCを控えた様子見姿勢が強く、方向感のない展開となりました。
水曜日に終了したFOMCでは市場の予想通りに政策金利は据え置かれたものの、2024年の利下げ見通しが4回から2回に減り、2024年末の金利水準の見通しも引き上げられたため、市場では予想以上のタカ派姿勢と受け止められました。
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