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米国株式投資の真実を伝える [Vol.161]2024年9月30日配信


休刊予定:10月21日号

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(9月23日~9月27日)

<主要指数>
・NYダウ         +0.6%
・S&P500指数         +0.6%
・ナスダック総合指数     +1.0%

=駆け足バージョン=
市場を大きく動かす経済指標の発表などはなかったものの、0.5%の大幅利下げを背景に下値での買い意欲は強く、S&P500指数とNYダウの高値更新が続きました。PCE価格指数はインフレの落ち着きを示し、市場に安心感が広がりました。

=ちょっとだけ詳しく=
週前半に発表された経済指標はまちまちで、様子見姿勢は強かったものの、18日に発表された0.5%の大幅な利下げや、利下げに関する米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言が下支えとなり、NYダウとS&P500指数は2日連続の高値更新となりました。

水曜日は高値警戒感や金利上昇などから上昇一服となりましたが、木曜日は堅調な経済指標と中国の景気刺激策の発表を背景に景気敏感株に加えて成長株も買われ、S&P500指数が史上最高値を更新しました。

金曜日に発表された個人消費支出(PCE)の価格指数は市場予想を下回り、インフレの落ち着きが再度示されました

高値警戒感から成長株は下落したものの、景気敏感株が買われたことから、NYダウが再度高値を更新しました。

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