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米国株式投資の真実を伝える [Vol.180]2025年2月24日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
1.マーケット振り返り(2月17日~2月21日)
<主要指数>
・NYダウ -2.5%
・S&P500指数 -1.7%
・ナスダック総合指数 -2.5%
=駆け足バージョン=
週前半は、高値警戒感はあったものの、FOMC議事録の内容が好感されたことなどから上昇し、S&P500指数が高値を更新しました。しかしウォルマートの業績見通しを受けて景気に対する警戒感が広がり、週末にかけて大きく下落しました。
=ちょっとだけ詳しく=
休場明けの火曜日は高値警戒感が強かったものの、景気敏感株などが買われ、S&P500指数は小幅ながら史上最高値を更新しました。
水曜日は新たな輸入関税に対する警戒感はあったものの、1月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で量的引き締めの一時停止もしくは減速が議論されたことが分かり、これが好感されてS&P500指数は連日の高値更新となりました。
しかし木曜日に発表されたウォルマートの業績見通しで消費者の動向に慎重な姿勢が反映されていたため、景気に対する警戒感が強まり、反落となりました。
金曜日もS&Pグローバル米総合購買担当者景気指数(PMI)などの経済指標が予想を下回ったことから投資家のリスク回避姿勢が強まり、大幅安となりました。
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