米国株式投資の真実を伝える [Vol.120]2023年11月27日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(11月20日~11月24日)
<主要指数>
・NYダウ +1.3%
・S&P500指数 +1.0%
・ナスダック総合指数 +0.9%
=駆け足バージョン=
前週からの金利低下基調が続いて株式市場の下支えとなり、週間ベースで4週連続の上昇となりました。木曜日が感謝祭休日で週後半は閑散とした商いとなりましたが、景気敏感株を中心に下値には買いが見られました。
=ちょっとだけ詳しく=
月曜日はイエレン財務長官からインフレ率引き下げで大きな進展がみられるとの発言があったほか、160億ドルの20年債入札の好調を受けて金利が低下したことから、IT主力株を中心に買われました。
火曜日はそれまでの上昇に対する反動などから小反落となりましたが、金利低下が続いたことで下値では買われる展開となりました。
木曜日が感謝祭休日だったため、水曜日以降は薄商いで動意の薄い展開となりました。
金曜日に発表された11月のS&Pグローバル米国総合PMIは市場予想を上回り、米国経済が堅調に推移していることが示されました。
金利はやや上昇してハイテク株は売られましたが、景気敏感株が買われてNYダウは上昇するなど、底堅い展開が続きました。
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