米国株式投資の真実を伝える [Vol.87]2023年3月20日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(3月13日~3月17日)
<主要指数>
・NYダウ -0.1%
・S&P500指数 +1.4%
・ナスダック総合指数 +4.4%
=駆け足バージョン=
金融システムに対する不安感が広がり、金融株や景気敏感株は売られましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締めスピードが緩むとの見方から金利が大幅に低下したため、成長株を中心に週間ベースでは上昇しました。
=ちょっとだけ詳しく=
シリコンバレーバンクに続いてシグネチャー・バンクの破綻が週末に発表され、銀行システムに対する不安感から下落して始まりましたが、金利低下を受けて成長株は買われました。
火曜日に発表された2月の消費者物価指数はほぼ予想通りだったものの、前年比が2021年9月以来の水準に低下したことが好感されて大きく反発しました。
水曜日には欧州銀行大手のクレディ・スイスに対する懸念が広がって再び売られましたが、金利低下が好感されてナスダック総合指数は上昇しました。
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