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米国株式投資の真実を伝える [Vol.98]2023年6月12日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(6月5日~6月9日)

<主要指数>
・NYダウ +0.3%
・S&P500指数 +0.4%
・ナスダック総合指数 +0.1%

=駆け足バージョン=
翌週に5月の消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動の薄の展開でしたが、電気自動車大手のテスラや画像ソフトウエア大手のアドビなどが買われ、S&P500指数は昨年8月以来の高値となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
様子見姿勢の強い一週間となりました。

月曜日に発表された5月のISM非製造業景況指数が予想を下回ったことや、木曜日に発表された前週の新規雇用保険申請件数が約1年半ぶりの高水準になるなど、景気鈍化を示す経済指標の発表も、次回のFOMCでの利上げ見送りにつながるとの見方から、成長株を中心に株式市場の下支えとなりました。

一方、カナダ中央銀行が予想外の利上げを発表したことなどから長期金利は上昇し、上値を抑えました。

週間でS&P500指数は小幅高でしたが、昨年10月12日の安値から20%超の上昇となりました。
また前週まで一部のハイテク株が上昇を牽引していましたが、景気敏感株などが買われて上昇銘柄に幅の広がりが見える展開となりました。

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