米国株式投資の真実を伝える [Vol.118]2023年11月13日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(11月6日~11月10日)
<主要指数>
・NYダウ +0.7%
・S&P500指数 +1.3%
・ナスダック総合指数 +2.4%
=駆け足バージョン=
主要経済指標の発表が少なく、企業業績の発表も終盤を迎えつつあることから、金利動向に左右されました。特に30年債の入札が不調となった木曜日に大きく売られましたが、全体としては下値には買いが入り、主要株価指数は上昇しました。
=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は材料難で、米国債の四半期定例入札を控えていたことから金利が上昇して上値を抑えましたが、企業業績に対する安心感から上昇しました。
火曜日以降はFRB高官から経済見通しや金融政策に対する発言が相次ぎましたが、市場の上昇につながるようなハト派的な発言はありませんでした。
火曜日の3年債入札と水曜日の10年債入札が好調だったことは好感されましたが、これまでの上昇に対する警戒感が上値を抑えました。
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