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米国株式投資の真実を伝える 川田重信の「メディアで鍛える米国株式講座」 [Vol.34]2022年2月14日配信
2000万円達成ペースメーカー
出所:金融庁 資産運用シミュレーションを基にエグゼトラスト株式会社作成
※上記数字はあくまでシミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではございません。また手数料、税金は考慮しておりません。
読み方:想定利回りと達成年限
3~4%なら30年以上:ラップファンドやバランス型の投信がこれ
5~7%でも25年はかかるよ:米国以外の株式投信だとこうかな
8~10%なら20年ほど:控えめにみたS&P500の上昇率だとこうだ
S&P500のパフォーマンス実績(配当再投資1970-2021)
正しいリスクテイクで早期に2000万円達成しよう
川田のメッセージはすこぶる簡単。2000万円の達成には余裕資金にできるだけ効率的に働いてもらうことだ。そのためには当事者の皆さんがリスク・リワード(見返り)の意味を正しく理解することが大事だ。毎週メルマガを読む前にこのテーブルを眺め、正しい投資姿勢を確認しよう。
さあ、2000万円達成までのカウントダウンを今すぐ始めよう!
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1.マーケット振り返り(2月7日~2月11日)
<主要指数>
・NYダウ -0.9%
・S&P500指数 -1.8%
・ナスダック総合指数 -2.2%
=駆け足バージョン=
週前半は金利上昇が落ち着いて買い戻しが先行しましたが、1月の消費者物価指数が約40年ぶりの高水準で長期金利が上昇したことから木曜日に急落し、金曜日はロシアによるウクライナ侵攻が懸念されて下落しました。
=ちょっとだけ詳しく=
週前半は主要経済指標の発表はなかったものの、10年国債の入札の好調などから金利上昇が落ち着いたため、買い戻しの動きを交えて堅調に推移しました。
しかし、木曜日に発表された1月の消費者物価(CPI)は前年比7.5%と1982年2月以来の高い上昇率となりました。CPIの発表や米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を受けて金融引き締めが加速するとの観測が広がり、金利先物市場では3月の0.5%の利上げもほぼ織り込まれました。
長期金利が2019年8月以降で初めて2%を上回ったことも嫌気されて、株式市場は成長株を中心に急落しました。金曜日はロシアによるウクライナへの侵攻という地政学的な懸念が大きくなり、リスク回避姿勢から幅広く売られました。
2.今週のピックアップ記事
【1】日経新聞 米政局とインフレの因縁 未知なる利上げ時代への覚悟 2/11
・物価をどう上げるかに長年苦闘してきた世界の中央銀行が、逆方向の試練に直面している。米国を40年ぶりの物価上昇が襲い、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は3月の政策金利引き上げを強く示唆。
■選挙前に利上げした94年と04年はどうなったか
・90年代以降に米国の重要選挙前に近接してFRBの利上げがあったのは94年と04年の2回だけ。バイデン政権が繰り返したくないのは94年、同じ民主党のクリントン政権の前例。
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