米国株式投資の真実を伝える [Vol.130]2024年2月12日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(2月5日~2月9日)
<主要指数>
・NYダウ +0.0%
・S&P500指数 +1.4%
・ナスダック総合指数 +2.3%
=駆け足バージョン=
利下げを牽制する発言や国債入札がある中で金利が落ち着いた動きとなり、買い安心感が広がりました。半導体やソフトウエアなどの好決算銘柄が主導して上昇した結果、S&P500指数は初めて5000ポイント台に乗せて週末を迎えました。
=ちょっとだけ詳しく=
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が週末に早期利下げについて慎重姿勢を示したことなどから、月曜日は小幅に反落しましたが、好決算を発表した企業が主導する形で火曜日には反発しました。
他のFRB高官からも利下げを牽制する発言が相次いだほか、先週は四半期に一度の米国債(3年、10年、30年)の大量入札がありましたが、需要が堅調で金利が落ち着いた動きになったことが買い安心感につながりました。
企業業績では、半導体設計会社のアーム・ホールディングスがAIを追い風に好決算を発表して木曜日に株価が急伸したことで、ハイテク株全体に買いが広がりました。
NYダウとS&P500指数は木曜日に揃って史上最高値を更新し、金曜日もS&P500指数が初の5000ポイント台に乗せて引けました。
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