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米国株式投資の真実を伝える [Vol.99]2023年6月19日配信

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(6月12日~6月16日)

<主要指数>
・NYダウ +1.2%
・S&P500指数   +2.6%
・ナスダック総合指数    +3.2%
 
=駆け足バージョン=
水曜日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では11会合ぶりに利上げが見送られました。火曜日に発表された消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことも好感されて成長株を中心に買われ、S&P500指数は重要な節目を上抜けました。
 
=ちょっとだけ詳しく=
前週末にS&P500指数が直近の安値から20%超上昇して強気相場入りが確認されたことで投資家の姿勢が変わり、月曜日から上昇しました。
 
CPIをはじめとして、先週発表された各種インフレ指標が市場予想を下回ったことも、成長株を中心に買われる要因となりました。
 
FOMCでは利上げの一時停止が発表されましたが、年内にあと2回の利上げが示唆されたことで、景気敏感株は売られました。ただしパウエル議長の会見で利上げに対する警戒感が和らぎ、ナスダック総合指数は上昇しました。
 
その後もインフレの落ち着きが好感され、S&P500指数とナスダック総合指数は木曜日に1年2カ月ぶりの高値をつけました。
 
金曜日は金利上昇に加えて3連休を控えていたことから小幅に下落しました。

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