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米国株式投資の真実を伝える [Vol.84]2023年2月27日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
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1.マーケット振り返り(2月21~2月24日)
<主要指数>
・NYダウ -3.0%
・S&P500指数 -2.7%
・ナスダック総合指数 -3.3%
=駆け足バージョン=
企業の景況感指数や、米連邦準備制度理事会(FRB)が注目する個人消費支出のデフレーターなどが市場の予想を上回り、金融引き締めに対する警戒感が続いたことから下落。NYダウは昨年末比マイナスの水準まで売られました。
=ちょっとだけ詳しく=
火曜日が週明けとなった株式市場は、2月のS&Pグローバル米製造業PMIと同サービス業PMIが市場の予想を上回ったことで、前週からの金利上昇に対する警戒感が継続しました。
1月のFOMC議事録は市場の予想通りの内容で、株式市場の支援材料とはならず、S&P500指数は水曜日までに5営業日連続での下落となりました。
木曜日も2022年10-12月期のGDP成長率や前週の新規失業保険申請件数が予想を上回り、引き締め警戒感は続きましたが、半導体のエヌビディアの好決算などから反発しました。
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